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状況把握のその前に移動

前回のあらすじ


ざんねん ぼくのぼうけんは ここで おわってしまった 


                         ―完―



「いつまで寝転んでる気だ?それとも死にたいのか君は」


ほら僕を起こす男の声が…


「魔導師!貴様邪魔するか 場合によっては貴様も殺すことになるぞ!」

「ほう、自らコレクションになりに来たか魔導師よ

 ほんと今日は良い収穫日和よな!」


あっダメだ まだ夢だった


「あっあの とりあえず起きてくださいー!」


メガネちゃん、とりあえず服伸びそうだから引っ張るのはやめてくれ

夢なのに起きるとはおかしい話だが、しかたない起きよう



「よし生きてるし起きたな?まず僕の家に来てもらおうか、話はそれからだ」

「待て!逃げる気か!!」

「せっかくのコレクション!わらわが逃がすと思うてか」


男の人に手を引っ張られたと思ったら、また鎌と剣を振り上げている二人が見えた


「落着け、お前たちもくればいい いや来た方がいいのかもしれないぞ?」

「なぜ貴様の家に魔王といかなければならんのだ、ここでいますぐ説明をしろ!」

「ここで長々と話するのは疲れるからな、家でお茶でも飲みながらゆっくり話そうじゃないか」


金髪さんが怒っているのに対し、男の人は落ち着いている

そういえばメガネちゃんと魔王がいない、どこだろうと後ろを振り向くと


「おぬしもいい加減わらわのコレクションにならんかの?」

「だだだだだめです!いやです!ごめんなさいです!」


なんか勧誘してた

あれもしかして今なら逃げれるかも…?


「君 逃げようなんて思ってないだろうね?」


な ぜ わ か っ た


「何!やはり逃げるつもりか!」

「逃がさぬぞ!なんとしてでもわらわの手元におくのだ」

「だめです!いかないでください!」


また囲まれた あれループはいりかけてるぞ?


「ほら君が馬鹿なことをしてるからこうなるんだ、状況確認したいならおとなしく僕の家にくるのをお勧めするよ」


馬鹿ってなんだ普通逃げるだろう

そしてお勧めというか強制的に引っ張られてる気がするんですがね


「君が生き残るのには拒否権なんてないのさ」


しかも、さらっと怖いこと言われた

生き残るってなんだ、これ夢じゃないのか、もう夢じゃないとあきらめるしかないのか


「えっと、あの、その、気を確かにもってくださいね あんな言いかたですけど師匠さまとてもいいひとなんです」


メガネちゃんだけが唯一の癒しかもしれない…


「いいか!魔王今回はやむおえず!しかたなく!一緒にいるが次に顔合わせるならばすぐに殺してやる」

「威勢ばかりはよいのう 力でわらわに叶うものか、お前こそ次にあえばコレクションの仲間入りにしてやるぞ」


後ろの二人はもうほっておこう

そうして引きずられるままに歩いていて数分、小さな家についたのだった


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