8話:ゴブリンの巣窟
あはぁー!戦いって興奮しちゃーう!
私達は走って30分くらいで、ゴブリンキング討伐の依頼先と思われる北西の森の洞窟を見つけた。
エメクも私も息を切らしていない。
エメク、流石ソロってだけある。どんな実力を兼ね備えているのだろう。
私がブーストを使うとエメクもブーストで着いてきた。
お陰で早く終わりそうだ。
さて、討伐依頼はゴブリンキングではあるが、当然そこにはゴブリンの討伐も意味する。
まずは洞窟に向かって石を投げてみた。
すると案の定ゴブリンが出てきた。
ここで弓を消費するのは勿体ない。接近戦を取ろう。
エメクは普段大剣を腰に装備しているのを見るが、今日は短剣を持ってきたようだ。
私とエメクはゴブリンと戦った。
手前のゴブリンはほとんど倒してしまった。
エメクの戦い、動きに無駄がない。
力強く、そしてしなやかに戦う。
私達はほとんど一撃でゴブリンを秒で倒した。
洞窟へと足を踏み入れた。
稀にゴブリンは罠を張る。注意して進む。
暗いので私は隠密スキルを使い暗闇でも見えるようにした。
エメクも颯爽と歩いている。エメクも隠密スキルを使っているのだろう。
道が二手に分かれている。
「どうする?」
エメク「右に行こう。」
ルビナ「じゃあ私左。」
エメク「ちょちょちょ!一緒に行動しないと連携プレイ出来ないだろ。ゴブリン舐めたらお前犯されるぞ。慎重になるべきだ!」
エメク「協調性がないからソロなのね。」
ルビナ「ぐうの音も出ないわ…。ごめん。右ね!了解。」
右に行くとかなり広がっていて、そこに大量のゴブリンが居た。即座に戦闘開始。
ルビナ「ははぁ!私の様なか弱そうな女に殺されるのはどんな気持ち?ねぇ!ヒャハハハ!」
ー ルビナのスイッチが入ってしまった。
双剣で戦うルビナはまるで舞を踊っているかのようだった。
エメクは火炎魔法で範囲攻撃をし、首をひたすら跳ね続けている。
ドスン…ドスンという地鳴りが聞こえる。
エメク「ようやくお出ましかよ!」
ルビナ「早くおいで!ゴブリンキングちゃーん。あなたはどんな斬れ味なのかしらぁ♡」
エメクは戦いの中、ルビナの変異っぷりに少し興奮している。
「なんだよその色っぽいの!」
ルビナ「戦いは気持ちいいでしょ?」
エメク「やめろぉ」
ゴブリンキングのお出ましだ。
「オラノイエ…カゾク…コロシタ」
「ユルサナイ」
ルビナ「ごめんねぇ!それは出来ない!」
ルビナは弓を取り出し構えた。すかさずエメクが火炎魔法で、弓に炎を付与した。
ルビナ「あら、気が利くじゃない!」
矢を放つ。1つは右目を狙った。ゴブリンキングが暴れ出した。エメクが氷魔法で足を凍らせた。
ゴブリンキングの動きが止まった。
すかさず更に弓を放ち左目も潰した。
ルビナ「あはぁ〜!目が見えなくて不安よねぇ?すぐに楽にしてあげる。」
ルビナは高笑いしながらゴブリンキングの心臓を刺した。
あっさりと討伐が完了した。
エメク「帰りにさっきのもう片方の道も偵察しよう。」
ルビナ「うん。そうね。」
ー ルビナが普通に戻ってる。ルビナのファンはこういう奴って当然知らないよな。見せてやれたらいいのに。
片方の道を進むと硬貨や宝石が積んであった。
ルビナ「ゴブリンは光る物を収集する癖があったのねぇ。」
エメク「山分けしよう。」
今回の討伐は戦利品まで手にする事が出来た。
討伐の証拠としてゴブリンキングの耳を持って行くことになっている。
戦利品とゴブリンキングの耳を持って帰還した。
戦い中にエロくなるの辞めろよ!




