1話:冒険者ルビナ
私はルビナ。
冒険者になろうと思う。ずっと考えてきた事。私の生まれはヴァイゼ王国。
このとても綺麗で魅力的な街であっても、光と闇は必ず存在するものだ。
権力や地位。持つ者、持たざる者。
魔法を使える者と使えない者。私は後者。
必死で鍛錬して、魔法が使えない分、双剣や弓を扱える様に努力した。
私は孤児院の出。大人になって小売の仕事をし、少ないお給金の中から孤児院の妹や弟達を喜ばせたい一心で働いてきた。
でもこのままじゃいくら経っても、子供たちの心を満たしてあげられない。
学校にも行かせてあげたい。
冒険者になったらどうやら稼げるらしい、という噂で冒険者になった。ギルドの人によると、私には身体能力の才があるらしい。そりゃ、双剣や弓の鍛錬をしていたんだから当然だ。だから私は冒険者になった。まずはEランクからのスタート。
冒険者にはランクを明かすプレートを渡される。EからCまでは木のプレートを首から下げる事になる。
そしてBは銅のプレート、Aは銀、Sが金だ。早くランクを上げたい。
沢山闘って強くなりたい。ランクに応じて報酬も何パーセントか上乗せされるらしいんだ。
そしてランクはギルドにとっても、依頼主に対しての信用でもある。だからランクは大事なのだ。
魔物と闘うのは確かに怖いけど、「負かせた」時の「高揚感」といったら..!
どうやら私は冒険者に向いているようで、最近お金も稼げてきた。
パーティーを組んだほうがいいって周りによく言われるけど、私の事何も分かってない。
男も女も信用出来ない。
ヴァイゼ王国は壮大な街。
お城もあって、王様とか、その、権力争い?とかしてるみたいだけど、私達下級民はあまり関係がない。
でも治安は良い方だと思う。貴族生まれで戦闘の才を持つ者や魔法を使える者は王国に仕えていて、治安を守ってくれている。冒険者ギルドもあるから、他国から来た冒険者の中には素行の悪い者も居るけど、きちんと取り締まってくれている。
だと言うのに、ギルドの男共は私がEランクで弱いソロパーティーって事を知っているから、平気で体を触ってきたり、路地裏に連れ込もうとしたりで、舐められて困っている。
女からは妬まれている。私の事を見て見ぬフリをする。だからパーティーが組めなくてイライラする。
憂さ晴らしに討伐をバンバンこなして、やっとCにランクアップした。
Aランクを目指しているけど、狩っても狩ってもCのまま。Bに行くまでの壁が高い。めちゃくちゃ弱い冒険者でも私と同じCランク。不公平だ。
※後からイメージイラストを載せたりしています。宜しければ前の話しも遡ってもらえると嬉しいです。
※誤字脱字あるかと思いますが、見つけて下さったら教えて下さると有難いです。
※素人ですので、伝わらない部分あるかと思いますが、引き続きストーリー、イラスト共に愛して下さると嬉しいです。宜しくお願い致します。




