環境【ピネ・スラ・イアヌ】
ピネ・スラ・イアヌは雨が降ることが多い為、樹木の育つのに適した風土となっている。
ベリーや木の実、キノコ、様々な豆など食用に出来る資源が豊富に生えており、
それを食す魔虫も豊富に存在することから恵みの森と名付けられている。
樹木に関しては主に六種類の樹木が生えている。
『マズガギリ』
樹高が高く、長い蔦が垂れ下がっているドドンとした迫力の在る赤黒い木、
樹皮は皮質が発達し、表面に強いつやがある。
材は非常に硬く、頑丈な為、魔物がこれを加工してこん棒として利用したり、
ツタも皮のように頑丈である為、鞭として使われることもある。
葉は長さ8~16センチほどの広い楕円形で、枝から互い違いに生じる。
赤黒い葉の先端は固く尖り、ワイン色の細かなギザギザがある。
水の吸収率が高く、燃えにくい。
また、磨くと光沢をもつ為、加工して利用することがある。
『コォバル』
暗く湿った地でもよく育ち、高さが30 m以上になることもある。
根から水を吸収し、蓄えている。
刃のように鋭い葉の下にある枝を切り取れば、少し甘い樹液が出てくる。
原住民はこの樹木の樹皮を切り、水分を得ることもある。
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