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アキバの知り合い?

70話  アキバの知り合い?


 ツクナが、アキバへ行った時にメイドを街中で見かけメイド喫茶へ行ってみたいと。


 小づちで、大きくしてアキバに来た。


 何軒か、場所は調べたが行く場所は決めてない。

 ビラ配ってる娘の店でもいいかなぁとアキバをウロウロしてると。


「あ、アヤさん。まだ、東京にいたんですか」


 と、背の低い帽子を目深にかぶった男がツクナに声をかけた。


「あたいは、アヤなんて名じゃない。ん、その顔はあんた人間? 妖気は感じないが」


 そう言われた男は帽子のツバをもっと下げ顔を隠した。

 背が低いのでボクには顔が、まるで見えなかったが、手が3本指。

 しかも人間のソレとは違い太くて鋭い爪が。人の手ではない。仮装?

 首からかけた古いけど立派なカメラが目立った。


 こいつ、まさか、あのアヤさんの知り合いか?


「すみません、人違いでした!」


 男は、ホコ天の中に消えた。


「ツクモ、見たか。アレは物の怪だった」

「顔は見てないが手が異様だった」

「そうか、顔はもっと異様だったぞ。アレは一つ目小僧かな? 丁度あたいと同じ高さに顔があったから見た。あの古いカメラも妖しかった。おそらくカメラは付喪神だろう」


「じゃ今のは妖怪か?」


 そこへ。


「なんだ? また戻ったんですかアヤ姐さん」

「今日は、デートかニャ」


「まただ、ツクモ。この顔は誰なんだ?」


 今度は女子高生と猫耳の女の子だ。可愛い。


「残念ながら、この子は、君たちが知ってるアヤさんじゃない」


「そうか、人間違いか」

「だけどケイ、この人から妖気を感じる。男は感じないニャア」


「あんた、なんでアヤ姐さんと同じ顔なんだ? あんた人じゃないだろう」

「そういうあんたらは付喪神と化け猫?」

「あたしは電話妖怪……あんたのコレは大丈夫なのか? 人だよな」


 女子高生は小指を立てて言った。


「いい、あたいの正体を知ってる。でもコレじゃない。あたいはツクナという小人族だ」


 コレとは小指=恋人、彼氏のことだ。

 アレ、小指は彼氏の時も使うんだっけ?


「小人というほど小さくないニャ。あたしより大きいニャ」

「コレは小づちで大きくなった。普段は二十センチくらいだ」

「ふーん。そうなんだ。で、アヤ姐さんの知り合い?」


「そんなヤツは知らない。おいツクモ。あんたの知り合いでしょ」


「あんたたちが言うアヤさんが、綾樫彩さんなら知り合いだ」


「やっぱりそうなのか。でも、あんた人だよね」


 なんだ、この話の展開だとアヤさんは人じゃないのか。


「だよ、ボクは人だ。あんたたち本物の妖怪なのか。アヤさんもまさか」


「いや、あの人は人だ、なあネコ」

「そうなのか、知らなかったニャ」


「人間違いすまなかった。じや」


 二人はあのカメラ男みたいにホコ天の中に。


「綾樫彩って誰? あんたの愛人?」

「愛人って、バカなことを言うな。憧れの人だ」


「なんだ、片思いか。そういえば寝言でアヤさ〜んとか、言ってたな」


「ホントにっ」


「おう、綾樫! 珍しいトコで会うな」


 またか。今度は、なんか危なそうなヤツだ。子分みたいのを連れてる。アキバに場違いな少女たちた。


「逃げろ!」


 再び現れた女子高生と猫耳少女、ツクナの手を取り走り出した。


「あいつは渋谷のボスだ。なんでアキバに居るんだよ」



「追わないんですか」

「面倒だ。それにあいつは強い。もう顔を壊されるのは、コリゴリだ。で、おまえらアレは見つけたのか? アキバならUFOキャッチャーで取るより安く手に入ると、弟が言ってた」

「いやまだ、意外とアレ、レアみたいですよ」

「早く見つけてこい!」


              つづく

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