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⒇『未確認飛行物体』

⒇『未確認飛行物体』



我々の脳裏をよぎり、我々の脳髄の先を行く、未確認飛行物体は、本当に、訳の分からない物体なのである。であるからして、畢竟、小説のような想像のテリトリーを出ないのである、その事が、何とも虚しいことなのだ。



我々は言う、未確認飛行物体よ、一体どこと居るのか、と言う風に。姿を現して、確認させてくれよ、と懇願するもである。しかしそれは、壁に一人で話し掛けているようで、何とも虚しい。何度も言うよ、俺は虚しい、と、立て続けに。



この小説でも、結句、分からなかった、未確認飛行物体の存在は、しかし唯、言えることは、未確認な物が、小説足り得た、と言う事実である。その事実は、小説家にとっては、嬉しい悲劇である。何れ、何処かの誰かが、発見した時、もうそれが、未確認ではなくなってしまうことは、確かに俺には、寂しいことだ。

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