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⒂『未確認飛行物体』

⒂『未確認飛行物体』



いつかの俺の、為体によって、物事が停滞した時にでも、俺は確かに未確認だったが、未確認飛行物体が作用して、停滞したような気がしたのである。不可思議なことだ、不可視のものによって、人の動態が変化するなんて。



しかし、だ。そういうことも、あるにはあるだろう、という風に、自分で自分を納得させていたのである、であるからして、納得させるということは、未確認飛行物体の存在を、認証するということに、他ならないだろう。



俺は、敗北の一致を辿る訳ではない。未確認飛行物体の存在を認証することと、未確認飛行物体を見た、ということは、実際のところ、大きな違いがある。見たこともない、未確認飛行物体の存在が、在り得る、ということを、認証するということなんだ。

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