おいでなすった
物理学教室の後期博士課程の青年の些細な日常
大学院生の部屋に 指導教官がやってきた
「今ね教科書を書いていて 締め切りまであと二週間」
やれやれ 他の著者と 整合してるか?
おやおや 数式に 間違いがないか?
みんなを動員して添削作業だ
いまなら 無料働きに憤慨だけど
勉強にはなったな
大学院生の部屋に 指導教官がやってきた
「演習問題 章末の 答えも載せなきゃなんだった」
やれやれ 新入り君 解けるの解いてね
おやおや 解けないのは こっちに回して
みんなを動員した入試みたいだ
いまさら な問題もあるんだけれど
勉強になったかな
大学院生の部屋に 指導教官につれられた
「私の授業の質問に きた子に教えてやってくれ」
おやおや 来年卒研の 女の子!
やれやれ ま "仕方ない" から教えるね
みんなは動員しなくてもいいよね
ともかく まず質問を聞いてみた
結構むずかしいな、、
当時の物理学科は、
男女比がとてもいびつだったそうです。
この青年は、あくまでも誰に対しても、
ちゃんと教えてたと言ってます。