子宮頸癌ワクチン流行れ!
日本では子宮頸癌と毎年約10000人が診断され、約3000人が命を落としています。
この子宮頸癌の内、95%がHPVによって起こっていると言われています。
このHPVは性行為により感染するとされ、80%の女性が感染するとも言われています。また、男性にとっても他人事ではなく、HPVにより尖圭コンジローマなどの疾患になるとされています。
HPVワクチンは3回接種することにより、HPVの感染を9価(HPVの中の9種類に対応)であれば90%以上予防するとのデータもあります。
ワクチン接種により、子宮頸癌になりかけ(前癌病変)や子宮頸癌になる人が明らかに減っているとのデータも出ています。
現在、日本では9価のワクチンは認可されておらず、4価、7価のワクチンを認可しているものの積極的勧奨はしていません。
子宮頸癌には20代後半〜30代と非常に若い状況下で見つかることもあります。中には妊娠中に発覚する人もいますし、妊娠前の検査で見つかり子宮を取ることになる人もいます。
子宮頸癌は、全体の5年生存率(治療等をして5年後も生きている割合)は80%程度です。若いほど癌になった場合には増殖が早く、質が悪いとも言われています。
癌の中でも珍しい、予防出来る癌であるため、ワクチン接種をすることで辛い思いをする人が減るようにと願っています。
設定
33歳 女性
3歳の男の子がいて、最近妊娠した。
子宮頸癌ワクチン未接種
「おめでとうございます。妊娠してますよ。」
最近、生理が来てなくて吐き気もあったので、検査薬が陽性。病院に行くとこう言われた。
母子手帳をもらい、家に帰る。
夫に妊娠したことを、子供にはあなたはお兄ちゃんになるのよと伝える。会社にも伝えて、しばらくは無理のない生活を送れることになった。
妊娠16週
エコーでは元気に心臓が動いているのを見せてもらう。
「順調ですよ。今日はちょっと細胞を取る検査しますね。」
妊娠20週
「実は、前取った細胞の検査の結果なのですが、ちょっと良くない細胞が混ざってました。」
「良くないとは?」
「もしかしたら子宮頸癌かもしれません。…」
それ以降の話は頭の中に入ってこなかった。
私が癌?いや、まだそう決まったわけじゃないし。でも、もし癌だったら。そもそも子宮頸癌ってどんな癌なんだろう?
5年生存率が80%… つまり5人に1人が死ぬ!?
その日、帰ってきた夫と相談し、一緒に病院で説明を受けることにした。
妊娠21週
病院では、子宮頸癌のことを丁寧に説明され、治療についても言われる。
妊娠継続をするかについても尋ねられた。
もしかしたら、妊娠を続けることで、子宮頸癌が悪くなるかもしれないとは言われたが、お腹の子のことを諦めるなんて出来ず、そのまま妊娠継続とした。
その後、妊娠していても調べられる検査をしながら過ごす。
妊娠32週、早めの予定帝王切開を行う。無事に出産出来た。
3週間後、産後、体も少し落ち着いてきた頃、子宮頸癌のための手術を行うことに。子宮を取ってしまうとのこと。
手術は無事に終了。
その4週間後、病院で手術の結果を聞きに行くと、リンパ節まで転移していたそうで、抗がん剤を始めなければならないとのことだった。
「ワクチン打ってたら、ならなかったでしょうか?あるいは防ぐことって出来なかったでしょうか?」
「子宮頸癌は95%がHPVと言われるウイルスによって引き起こされると言われています。そして、ワクチンにより、癌の前の状態になることが明らかに減るとは言われてます。もちろん、あなたがワクチンを打っていたからといってならなかったかと言われると絶対ではないです。一部には打っても効果のないタイプの癌もありますから。そこは気にしなくても大丈夫ですよ。」
今、私は育児を祖父母や夫にかなり頼りつつ、抗がん剤の治療をしている。
ワクチン打っておけば良かったのかなと後悔しつつ
※妄想です。
子宮頸癌ワクチンの副反応問題について
簡単に例えると、学校で部活(運動部)した帰り道に交通事故に遭って半身麻痺にあった子がいた。
その親子は凄く辛い思いになる。
部活してなければこんな時間に帰らなかったし、部活で疲れてなければ避けれたかもしれない。そうすれば事故に遭うことも怪我することもなかったと思ってしまう。
テレビでもニュースになる。
学校には監督責任問題があるということで裁判に。
学校側もこのような痛ましい事件大変遺憾ですとコメント。
運動部は良くないというニュースが流れ、そういう風潮へ。
警察は調べてみたが、運動部だと日焼けが多く、怪我も多く、帰宅部の平均より帰るのが遅いが、交通事故に遭うかどうかと運動部は関係ないことが分かった。
親子 運動部に良いイメージ持てない!運動部反対だ!
マスコミ もうニュースならないし放置
学校 運動部を推奨していません。
→イマココ
こんな感じのイメージ。