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緊急クエスト


前回のあらすじ


農村からの依頼を受けたエルートだったが、その依頼は深夜に作物をあらすモンスターの討伐が主な仕事だった。

エルートはモンスターを軽く討伐し、村の人々に感謝された。

しかし・・・3日で銅貨6枚の低賃金の依頼でエルートは後悔していた・・・。



エルートはその後3日間仕事をこなし、村民に感謝され冒険者ギルドに向かった。


~城下町・冒険者ギルド~


エルート『受付嬢さ~ん仕事終わりました~~』

受付嬢『エルートさん、お疲れ様です~~。ではこちらが報酬の銅貨6枚です。このままギルド本登録を行いますか??』

エルート『・・・よろしくお願いします。』

エルートの手元には銅貨1枚が残った・・・。

エルート『・・トホホ・・。』

リール『いつまでもうじうじしない!次の依頼は・・・何あれ?ちょっとエルート!』

クエスト発注掲示板の周りに人だかりが集まっていた。

エルートも人だかりの中に入って見てみると、そこには王都からの依頼が張り付けられていた。

内容を見てみると緊急討伐クエストで、深層ダンジョンのある人型モンスターを討伐する内容が書いてあった。報酬は金貨50枚と可能な限りの願いを1つと記してあった。

冒険者『・・金貨50枚!!』

冒険者2『・・こんなのできるわけなぇ~のに』

冒険者3『なんでこんなとこに発注してんだ?』

リール『エルート!!あの依頼を受注して!!』

エルート『えええぇ~。深層はまだ無理でしょ~。』

リール『道中で指定モンスターを倒せば何とかなるわ!』

エルート『そんな無茶な・・・・。』

エルートは渋々その依頼を受注した。

受付嬢『・・・大丈夫ですか??エルートさんのレベルでも深層は・・・』

エルート『・・・まぁ。何とかします・・・。』

受付嬢『わかりました。』

エルート(今度こそ死ぬかもな・・・。それにしてもリールの奴なんでこのクエストにこだわるんだ?)

リール(これで・・何とか間に合いそうね!)


そのあとリールがせかすようにダンジョンに向かった


~ダンジョン入り口・掃除部屋~


久しぶりに我が家に帰ってきたエルート達。

エルート『大分久々だな~~ここも。って言っても4日くらいか。』

リール『ダンジョンは明日向かうわ。今日はここで休みましょう。』

エルート『リール・・・あの防具とか武器ってないの???』

リール『そんなお金ないわ。スキルでなんとかなるでしょ。』

エルート『・・・リールなんでここまでこのクエストにこだわる。』

リールは悟ったように話し始めた。

リール『ここまで来たら全部話すわ。私は王都に住んでいた騎士の娘よ。』

エルート『騎士の娘がなんで!?』

リール『・・・追放されたの。お父さんが完全なモンスター化の薬のデータをすべて消したから。ま!騎士なのに他の冒険者を鍛えたりしたから元々目をつけられていたのよ。』

エルート『・・・』

リール『・・・お父さんとお母さんが連れてかれた日、お父さんが私に完全なモンスター化の薬をくれたの。【もし何かあったらこれで妹と自分を守れ】って言ってね。』

エルート『妹がいたのか。』

リール『・・・そう。レラって言うの。レラは貴族に引き取られたわ。私は引き取られる前にダンジョンに身を隠した。レラに必ず助けにくるって言ってね・・・。でもあと少しで3年経つ。』

エルート『3年経つとどうなるんだ?』

リール『奴隷商に売られると思う。だから今回のクエストを達成できれば、レラを取り返せる!』

リールの拳は強く握られていた。

エルート『お前がいなかったら俺もとっくに死んでいたし、何より契約者だから協力するぜ。』

リール『・・・それはわかってる。』

エルートはズッコケた。


エルート『イテテ・・・。そういえばリール最近レベル上がっている気がしないんだが。お前のせいか?』

リール『今のエルートのレベル限界に到達したのよ。今のあなたのレベルは多分55ね。中層指定モンスターをあと1体倒さないと深層を行くことすら厳しくなる。』

エルート『深層にはどのくらいレベルが必要なんだ?』

リール『・・・60は最低限必要よ。』

エルート『ギリギリだな。そうだ!俺の持ってるスキルって他にはないのか?』

ール『正直言ってわからない。普通の人が発現するスキルは記録にもあるけど、あんたのスキルは未知よ。多分あと5~6個あってもいいはずなんだけど・・・・。』

エルート『土壇場じゃないとわからないってことか。』


ドンドン!


ドアをノックされた。

ドアを開けるとロシーアが立っていた。

エルート『ロシーア!久しぶりだな!っていうかいいのか?俺と接触しても。』

ロシーア『今の時間帯は誰も通らない。それよりお前たち例のクエストを受注したと聞いてな。』

エルート『・・・何か問題でも?』

ロシーア『・・いや。別にないが最悪のことを考えてこれを持っていけ。』

そう言うとロシーアは巻物のような物渡してきた。

リール『・・・それは!』

エルート『なにこれ?』

リール『これは破ると、一瞬で地上に帰還できる帰還の巻物よ!相当貴重なものよ。』

ロシーア『お前が死ねば中のモノがこの国、近隣の国までに被害が及ぶ。それに比べれば安いものだ。

死にそうになったら使え。』

リールが巻物を受け取った。

リール『ありがとうございます!ロシーア様!』

ロシーア『・・じゃあな。死ぬなよ。禁忌の子。』

そう言った瞬間ロシーアは消えていた。

エルート『・・・・おせっかいエルフ。』

そんなこんなでダンジョンの夜はふけていった。


~ダンジョン入り口~


早朝でまだ冒険者も周りにいない時間、エルートが準備していた。

エルート『準備できたぜ。』

エルートは農村の人からもらったバックをしょっていた。

リール『そう・・・じゃあ行くわよ!』


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