プロローグ
宮の奥の奥、深く閉め切られたその場所で、幼い少女は人知れず神と邂逅した。
漆黒の闇の中で、彼女はかの声を聞いたのだ。そう、低く静かに伝えられる破滅への言葉・・・。
“崩壊へと向かうかの地は これより大きな変化に見まわれる”
“七曜により 新たな世界を・・・”
幼い少女は、小さな肩を震わして、泣き崩れた・・・。
この地は、白茅という名の一族によって治められていた。一族は、最果てにある神に最も近いといわれている場所から得られる宝珠を、唯一手にした。彼らはその宝珠の力を持って天候を操り、不毛でありながら広大であったこの土地を栄えある国へと変えた。
また、一族には代々、姫神と称される神降しの力をもつ巫女が生まれた。彼女によって、すべての災厄は予測され、対策が講じられ災厄は免れる。こうしてこの地は、宝珠と姫神によって永遠の平穏が約束されるのだ。
ゆえに人々は白茅の一族を敬い讃え神聖視した。白茅の言葉は神の一言に等しく、白茅の行いは神の一動に等しい。
そう、まさにこの地にとって、白茅は絶対的な神であった。
・・・・不幸なことに。
もともとリレー小説として友人と作った小説です
早くも潰えてしまったので(苦笑)自分ひとりで続けていこうかなと、ここに投稿させていただきました
ひっそりまったり頑張っていこうと思います




