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猫カフェ ~ブバルディアの花影~  作者: ことの。
~少女~
8/167

2-1=少女A

ここは某路線のちょっと大きめな駅のホーム。


時間は朝の通勤ラッシュ真っ最中である。


そのホームの端の方。


そこに彼女はいた。


生気のない瞳。

着崩しているのだろうか、肩がずり落ちているブレザーに金髪。


フラフラとした足取り。

田舎の路線なら注意した人もいるだろうが、

ここは都心である。

誰も危なっかしい女子高生に声をかけたりはしない。


なぜって?


誰も面倒事には関わりたくないものさ。



1本


2本


電車が通り過ぎる。

その電車をただ、ただ無表情に眺める少女。



「電車が通過します。ご注意下さい。」


危険を知らせるアナウンスが流れる。


5


4


3


2


1


ゼロ


パァーーーーーという警笛と共にホームへ侵入してくる電車。


電車と共にホームへ飛び込む少女。


眩い電車のライトのフラッシュバックで一瞬、目が見えなくなる。


目を慣らそうと無意識に瞬きをする。


一瞬の出来事のはずなのに何秒、何十秒にも感じる。


周りの悲鳴、電車を運転している車掌さんの顔もはっきり見える。



(私・・・死ねるんだ・・・)


(やっと・・・解放される・・・)


ふっ・・・と目を閉じた。




次の瞬間、私は見知らぬ公園の真ん中に1人。


横になっていた。

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