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猫カフェ ~ブバルディアの花影~  作者: ことの。
~旅立ち~
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4-12=作戦

店主を部屋から追い出せば、もはや部屋はエリスのものと言っても過言はない。


んーーっとひと伸びして肩を鳴らすとエリスは脱ぎ始めた。

洋服を1枚1枚脱いでいき、最終的には可愛らしいキャミソール姿に。


「やーーっと解放されましたわ!動きにくい服は嫌いでしてよ」


「まったく・・・人がいなくなった途端に・・・戦乙姫が聞いて呆れるよ!

一応!僕も男なことを忘れないで欲しいんだけどな!ま、幼児体型を見ても何とも思わないけどね!」


「あら?素敵なレディの下着姿を見れて幸せでなくて?それに、普段お屋敷でもこんな姿ではいられませんのよ?たまの旅行だからこそ出来ることをしなくては!それに、人がいなくなった方が羽根を伸ばせるのはあなたも同じでなくて?」


たしかにそうだ。

話せないツラさは・・・たしかにある。

門をくぐってから数時間、猫の真似をし続けるのははっきり言ってしんどい。



「ま・・・いいんだけどね。それよりもこれからどうするの?」


何かしらのプランがありそうなエリスに対してルルは問う。


「そうですわねー・・・











まずはドラゴンをわたくしが引きつける!


その間にルルさまがアルニカを拝借する!


最悪、ドラゴンを倒してしまってもよろしいのですわよね?





・・・・・・完璧ですわ!」


ふふんと自慢げに鼻を鳴らすエリス。

その大雑把で大味な作戦にルルはため息を漏らす。


「--仮にも戦乙姫が他の世界の生態系に鑑賞するのはまずいんじゃないかな・・・」


「なるほど・・・それもそうですわね。なら、足止め程度にしておきますわ!

少し制限がかかってしまいましたが、それだけで楽しめなくなるわけではないですしね!」


楽しみ!といった感じにウキウキを隠せないエリス。

ドラゴンがどれほどの強さかは分からないがエリスならば問題ないだろう。

なんせエリスは1人で一国の戦力を削げる位には強い。


強すぎるが故に本気で戦ってはいけないと制限をかけられているほどに。


兄のアレスも強いが二人とも制限をかけられているため、今はどちらが強いかは分からない。

2人が幼い頃、兄妹喧嘩で1つの大陸を消滅させかけたのは未だに語り草にされている。








「さてと!明日のプランも決まったことですし・・・・・・





お風呂に入りますわよ!ルルさまも一緒に!!」



「な・・・なんで僕まで!?」


「ルルさま、ちょっと獣臭いですわよ?それに、わたくしと一緒の部屋で寝るのですから綺麗にするのは嗜みですわ!」


鼻をつまんで臭いアピールをするエリス。


「い・・・いや、いや、いや!!昨日入ったし!お店のためとかで八雲に3日に1回は入れられるし!僕はそれで充分!猫は濡れるのを嫌がるんだよ!それなのに入れさせようなんて!!動物虐待!許さないんだからね!」


「あら?3日に1度なんてアルニカの花みたいですわね!問答無用ですわ!強制的にでも入ってもらいますわよ!」


ガシッと首根っこを掴まれるルル。

そこを捕えられると手足をバタバタと反抗しても対して効果がない。


そのまま浴槽へ連行されるのであった。

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