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猫カフェ ~ブバルディアの花影~  作者: ことの。
~田舎~
32/167

3-12=真実

「おっちゃん!なんで泣いとるん?」


子供の前で涙を見せるわけにはいかない。

しかし、拭けども拭けども次々と溢れてくる。


ここ数日間で乾ききっていたと思った涙。

もうこれ以上でないのではないかと思えるほど泣いた。

しかし、まだ出るものなのだな・・・


「うるさいわい、ちょっと目にゴミが入っただけじゃけん」


「おっちゃん大丈夫かー?」


けらけらと笑う。

またこの笑顔を見ることが出来るとは夢にも思っていなかった。


「けーちゃん・・・どうして」


「あんな、大きなグラグラの後、急に目の前が真っ暗になってん。そのあとはずっと寒い~!ってなってたんやけど、気づいたら黒い猫がおってん!猫がおっちゃんが寂しがってるから元気づけてくれって言っとー・・・」


「けーちゃん!それじゃ分からないでしょ!

おっちゃんを困らせないであげて!」


いつからそこにいたのだろう。

途中で声を上げたのがしっかり者のみーちゃんだ。


みーちゃんだけじゃない。

しーくんやレンくん、さっちゃんにりっちゃん

それに村の皆もそこにいた。



「おっちゃん。よく聞いて--


















---私たちは全員、死んでいるわ」


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