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猫カフェ ~ブバルディアの花影~  作者: ことの。
~田舎~
21/167

3-1=麓

駅まで車で2時間

電車は1日3本だけ

コンビニなんてもちろん無いし

隣の家まで歩いて15分かかる家まである


あるものと言えば山と小さな湖

空気が綺麗で水が美味しい

地形も手助けしてか棚田の緑が綺麗に映えている


良い言い方をすれば自然が多い

悪く言えば田舎なのである。


私はそんな田舎で生まれ、育ち、仕事をして老いてきた。

趣味といえば昔から嗜んでいる轆轤ろくろを使った陶芸くらいなもので普段は畑仕事を営んでいる。


「おっちゃん!またこーぼーにこもって仕事さぼっとるん?」


この子は近所に住んでいるけーちゃん。

この村の子供達の事なら全員知ってる。

なんせ小さな村だ

子供も6人しかいない


イタズラ好きだが何かと気が利くけーちゃん。

1番年上で皆のリーダー役のみーちゃん。

みーちゃんの弟で少しだけ大人しいしーくん。

可愛いものが好きで見た目も女の子っぽいレンくん。

子供達の中で1番お転婆なさっちゃん。

さっちゃんをいつも心配しているりっちゃん。


皆仲良しでいつも一緒に遊んでいるのを見かける。


「これはおっちゃんの生き甲斐だかんなー!

けーちゃんだって、友達と遊ぶんは楽しいっしょ?

それと同じや」


「皆といるのはたのしー!けど、おっちゃんはいつも1人でこーぼーにこもっとる!やから、僕が遊びに来るんやで!!」


お互いにポリポリと頭をかく。


いやはや、子供の発想とは不思議なものである。


イタズラが過ぎて折角作った陶器を何度か壊されたことはあったが、自然と許してしまうのはこの子の人徳なのかもしれない。

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