都道府県たちの物語 3
方言はあまり使用しませんが、西日本は関西弁をベースとしています。
目を覚ますと、目の前に千(千葉)の顔があった。
「うあぁぁ!!」
「うあぁぁって、ひどいな~東京は~。ほら、伊豆ちゃんや小笠原ちゃんはもう部活行ったよ~」
相変わらず、影のある笑顔でこたえる千(千葉)。
あれ?今日って・・・・
「うあぁぁ!!」
「うあぁぁって、なになに今日2回目の叫びは・・・」
「いや!今日!ほら!学校!!」
「・・・・・・・・・・・」
あきれ顔で返された。
何か変なことでも言っただろうか?
すると、千(千葉)は机(俺の)から日程表見たいなのを見せた。
そこには
『四月十日から四月二十日まで改装工事なことから休校とします』
今日は・・・!!
デジタル時計を見ると。
『8:40 四月十日 月曜日 気温16度』
「はぁ~」
今日一番の茶番に付き合わされた・・・
あれ?『茶番』ってこういう時に使うんだっけ?
そんなことを考えていると、千(千葉)が横から顔を覗き込んだ
「大丈夫?」
特に心配という感じではなかったが『一応聞いてみた』という雰囲気で聞いてきた。
「あぁ大丈夫、大丈夫。・・・あれ?お前って部活入ってたっけ?」
「いや~帰宅部」
「あーそうか・・・似合うもんなお前・・・」
「帰宅部が似合うってどういうこと?」
「そういう顔してんだよお前は。つーか、お前のツリ目直せ」
「え~、自分ではツリ目がコンプレックスなのに~」
「どんなコンプレックスだよっ!」
突っ込みを入れたが、相変わらず影のある笑顔だ。ここまで来ると、相当なコンプレックスがあるのか、それとも単にアホなだけか・・・
「ま、雑談はここまでにしてそろそろ行こうか」
「行くってどこに」
「まぁ、君が『東京』の擬人化っていうことは分かったし理解もできたと思う。そこで、まぁ同じ47都道府県として挨拶だけはした方がいいと思うんだよね~」
「まぁ・・・確かに」
「だから、僕の親戚に電話して案内することになったんだよね~」
「ふ~ん。ん!?ちょっと待て!おまえに親戚なんているのか!?」
「うわ、ひどいな~東京は。僕にだってね親戚ぐらい居るよ~,ってか何でそこビックリするとこなの?相変わらず東京はひどいな~って、『ひどいな~』今日何回しゃべったのかな?」
相変わらず、他人を貶めるのが好きなようだ・・・
「とりあえず、東京駅に行こうぜ。もう10分過ぎてる・・・」
四月十日、この言葉を初めに今日の非日常がスタートした。
※
気温は8時だというのに29度を軽く超えていた。
千(千葉)は東京駅を目の前に「すげぇ・・・」と、つぶやいた。
そんなにすごいことだろうか?
東海道新幹線の切符を買い『のぞみ18号』の切符を買った。
すると、千(千葉)が驚いた様子である方向を向いていた。
「どうした?」と声をかけても反応がないため、千(千葉)と同じ方向を向いてみた。
すると、金髪の男性と身長150センチぐらいの女性がいた。
異様な光景だった。確かに周りの人も引いていた・・・
すると、千(千葉)が近寄って、僕にとってとんでもない言葉が入ってきた。
「あれ?神奈川と静岡じゃないか!?」
・・・!?
「!?なんだよ千葉かよ、ビックリさせんじゃねーよ・・・」
「千葉ひさしぶり~」
はへ・・・!
「あぁ、東京は初めてだよね。紹介するね、金髪でチャラそうな人は『神奈川』、別名は『相模原大和』で、身長が小さい子は『静岡』別名『富士宮静』」
東京駅で、神奈川と静岡の擬人化にあった。
東京は、ただ立っていた。呆然と。
しかし、ほんの少しの期待と不安が東京の心の中に渦巻いていた。
ただ、グルグルとグルグルと・・・・・
読んでくださった方ありがとうございます。
次回は、どんな物語なのでしょうか?




