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勇者討伐RTA

作者: 厨二病侍
掲載日:2026/09/17

この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。

勇者討伐RTA、はーじまーるよー!

ということでやってまいりました、勇者討伐RTA!

今回の走者は第224代魔王、クラリアット・ソラウスさんです!

おおっと、クラリアット選手、いきなり自害しかけるー!どうやら、リセットマラソンの手癖で、良い乱数を引いたにも関わらず、再びリセットしようとしてしまったようです。さぁ、第165~223代までコンディションは最悪でしたが、今回こそは、勇者討伐、なるのでしょうか?

それでは、これまでの挑戦過程を、振り返っていきましょう…。

まず初代から3代!彼らは皆魔王初期値は高かったのですが、如何せん相手が悪かった。彼らは人類が作り出した最高傑作の魔剣「星、あるいは獣のごとし」によって操られた勇者によって惜しくも失敗!

そして第4代魔王!彼は、突如転生してきた異世界からの引きこもりの圧倒的暴力によって敗北!当時は勇者の数も少なく一度は人類を滅亡寸前にまで追い込み、人類ごと勇者を抹殺する手法を取りましたが、とある小国の大量の犠牲を代償に召喚されたひきこもりによって、あえなく撃沈!

転生者がハーレムを築いた性欲豚野郎だったせいで、魔王にとって暗黒の時代が訪れます!

転生者は多くの子孫を残したため、強力な力を持つ人間が、数多く誕生し、4代から20代ほどにわたって、魔王は転生者のチート能力に苦しめられました!

まぁ、さすがに何代も血を重ねると力も弱まり、26代目には当時の魔王が転生者の末裔と相打ちになり、転生者の血は途絶えたそうです!よかったね!

さあ、大本命、27代目!エスペルフェーニョ・シュバイバルの登場です!すごい!なぜか出現した妖精野郎と契約したいたいけな少女に瞬殺された!逆にすごい!

その後も、ドラゴンカーセックスで生まれたクソ強勇者や、「神の御子」と呼ばれる、謎に運が良くてご都合主義、存在自体が免罪符のため他人の家に侵入しても無罪で済む犯罪者たちによって、魔王は撃滅されます!

第65代魔王は気づきます!「魔王が死んでしばらくすると、別のヤツが魔王にならね?」ここでようやく、【魔王称号】の存在に気づきます!逆に、今の今まで気づかなかった歴代の魔王の無能ぶりに呆れます!

また、歴史を紐解いていくと、魔王が現れるたびに勇者も現れることに気づきます。そして、魔王が何らかの方法で消滅すると、彼らも力を失う。つまり、【勇者称号】に気づいたわけです。

そこで、魔王は悟ったのです!「リセマラしたらよくね?」おお、なんといいアイデアなのでしょう!リセマラすれば、弱い勇者が来たときに、頑張って倒せばいいよね!というわけで彼はその後の魔王たちに呪いをかけます!「リセットマラソン、あるいは自害」。わあ、ブラック企業もびっくりしています!

というわけで、現在の状況へと発展したのです!

今の人間社会は、インドア全盛期!体を鍛えれば、脳を筋肉にするつもりかと罵倒され、外で遊ぶと「こら、家でゲームしなさい!」と怒られる時代!

今回は、異世界から来たくたびれたサラリーマンだとか、太ってフケまみれの引きこもりもいなけりゃ、異常性癖を持った人間もいないし、さしたる英雄もいません!やったね!

おや、人類の様子が…。

な、なんと!研究所から漏れ出したウイルスによって、人類はゾンビと化してしまった!スプリンタータイプ+知性があるタイプのゾンビなので、俊敏性・社会性はあるみたいです!終わった!ああ、ソラウス選手、自害した〜!では、次の勇者討伐RTAの時間にお会いしましょう!バイバイ!

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