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箱庭物語  作者: らく
はじめに
1/6

No Title ――はじめに

 舞台は二〇一九年。

 皆さんは、『怪異』という存在をご存じでしょうか。今では日本全体に当たり前のように蔓延る『怪異』が初めて出現したのは、もう何十年と昔のこと。

 『怪異』とは、その名を持ちながら、人間の姿に化ける。

 『怪異』は一度でも触れることを条件として、触れたものに変化することが出来る。

 現代で発見された、『怪異X』といった人物による手記によると、初めは偶然と野良犬に、次は猫に、魚に、鳥に、そして人間に変化したという。

 見た目だけが人間に変わるのではなく、骨格や筋肉、感情や思考まで変化するその様は、まさに『怪異』と称するに値する。


 ――君の近くにいる人間は、本物か。


 『怪異』による事件は後を絶たない。道行く人々に成り代わり、成り代わった人間が所属する組織を内部から破壊することなど朝飯前。全員を殺すなり、人間関係を破滅させるなり、快楽的ともとれる犯行が流行となっている現代を世紀末と言わずして、なんと言おう。

 「おはよう」「またね」、そんな何気ない言葉を毎日のように交わした友人が実は『怪異』だったなんて話もよくある話なのである。


 『怪異』による大規模な日本襲撃は既に何度も起きている。死者数は数知れず、既に『怪異』に乗っ取られ、立ち入り禁止区域となっている地域も少なくない。


 これは、『怪異』を憎み、嫌い、そして最後には。


 ――人類の勝利を望む、青年の物語。


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