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逃げる先

作者: みひる

誰かここから連れ出してほしい、ってそう言ってるのを聞いたことがある。

きっとそれは物理的ってことではなくて精神的なものだったんだろうけど。


その誰かは別にぼくでもいいんでしょ?

さっきまで横にいたモブなんかじゃなくっても。



「あなたなら永遠を誓える?」


「死んでからも愛してる」


そこは生きてて愛してるっていう返信が正しいって聞いたけど、そんなのは知らない。

生きてるときに愛してるのは決まりきってる。

死後の世界は……存在するとしたらそこでも手離すことができなさそう。

眠っていてもきみしか会いたくない。夢ならなおさら。

起きてるなら特に。

実際は仕事だって雑務だって離れてる時間はあるだろうけど、一緒にいたいって思うのは自由でしょ。



「……永遠を信じてる?」


「きみにだけなら」


時間としてならまぁ別枠で信じてる。

時間は存在しないとか言っても季節は変わるし。

この地球が終わったとしても多分あるでしょ。


泣きじゃくりながら愛を求めるきみが愛おしい。

ねえ、信じてくれる?

きみとぼくだったら永遠はあるよ。

重いとかそんなの些細なことで、そもそもぼくはきみ以外に目移りなんかするわけない。


おずおずと差し出されたきみの手を包み込むように重ねる。



「うん、ぼくを選んでくれてありがとう」


きみはぼくに永遠を誓ってくれる?

目移りしたとしたらちゃあんと取り戻してあげるからね。


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