2人でトレーニング-2
さて午後からは身体を動かす訳だが
「レイカはその格好で良いのか?」
レイカはダボダボローブのままだ
どう見ても運動に適した格好には見えない
「うん!大丈夫だよ!
私達死神は大体何が有ってもこの格好だし
一種のアイデンティティだからね!」
じゃあさっきのドレスは何だよ
いきなり自己否定じゃねーか
「それにこのローブはそんじょそこらのローブとは違くて身体の動きを妨げない機能が付いてるんだよ!
だから激しい動きをしても大丈夫!」
まあ本人がそう言うならそれでいいか
「じゃあ走るぞ今日は軽めで5kmだ」
「あいたたた持病の癪が・・・」
「・・・帰るか?」
「イエガンバリマス・・・」
初っ端から不安しか無いがとにかく走り始める
どうせ直ぐ音を上げると思っていたんだが
意外にもレイカはオレと同じペースでキッチリ完走した
本人曰く
「体動かすのが嫌いなだけで運動神経自体は悪くない」
だそうだ
しかし・・・
腕立て
「リオンく〜ん腕を曲げてもオッパイが邪魔で体が下がらないよ〜」
すげー手を地面から離しても身体浮いてる
背筋
「リオンく〜んオッパイが重くて体が上がんないよ〜持ち上げて!」
できるか!
まともに筋トレも出来ないとか恐るべしオッパイ
最後に腹筋だが嫌な予感しかしない
先ずはレイカにやらせようと軽く曲げさせた足を支えてやる
「じゃあ行くねー!
フッ!」
お、腹筋はまともに出来そうだ
「フッ!」
「はぁ!」
「んっ!」
「あふっ!」
「あっ!」
「あん!」
何でコイツ身体起こすたびに喘いでるんだ?
紅潮させた顔に薄っすら汗までかいて・・・
チョットエロいんですけど?
「はぁ!」
「はんっ!」
「んくっ!」
「うっ!」
しかも起き上がる度にオッパイがブルンブルン震えながらオレに迫って来るんですが!
「はぁ!」
「あっ!」
「ああっ!」
「あ〜〜〜〜っ!」
「喧しいわ!!!」
危うく理性が崩壊するところだった
まあしたところで5歳児の身体じゃナニも出来ないんですが・・・
その後オレは煩悩を消し去るため一心不乱に健全な運動をした
夕方父さんが帰って来た
待ちに待った本格的な訓練の時間だ
父さんはレイカを見ると
本当に来たのか・・・
と言う顔をしていたがオレは構わず手袋を着け剣の準備をする
「レイカ、君はどうする?」
「お義父様!
あ、えっと私剣はチョット・・・
でも見学してて良いですか?」
「構わんよ、気が変わったら何時でも声を掛けてくれ」
「さあリオン前回の復習だ!
素振り100本始め!」
父さんの掛け声でオレは素振りを始める
振っている最中にも気がつく所があれば父さんから指示が飛ぶ
「腰を曲げるな!」
「フォームを崩すな!」
「一定の間隔で振れ!」
「ただ振るんじゃ無い!
振り下ろす瞬間力を込めろ!」
「視線は前!
敵が居ると思い目を見据えるつもりで!」
等々
父さんの教えは厳しい
でも本気で教えてくれてる
だからオレも本気で答える
本気で剣を振るう!
レイカの熱い眼差しを全身に受けながら・・・
だからやりずれーってば!!
「よし止めー
今日の訓練は終了だ飯にしよう」
気が付けば日も落ちてすっかり辺りは暗くなっていた





