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やんごとなき方々の諸記憶  作者: ことそばらすか
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第57章『かまわん通せ』へん

とりいそぎ、ぞくへんを投稿いたします。

やんごとなき方は、『やんごとなき方の付き人』がある者の来訪を告げると、こう仰せになった。


やんごとなき方「かまわん、通せ。」


「ははぁ…。」


一人の男が、やんごとなき方の御前に招かれた。やんごとなき方の付き人の方をちらりと見て、やんごとなき方の方に頭を垂れた。


やんごとなき方「何様のつもりだ貴様らは…。」


通された男「まことにもうしわけございません。」


「話になりません…。」


通された男「…。」


「あの者、漢字検定、何級をお持ちか…。」


通された男「ご遠慮ください…。」


やんごとなき方「特段、わたしから述べることがあるわけではない…。」


通された男「どのやうにすればやらしいのでしょうか…。」


やんごとなき方「十分『いやらしい』…。『日本国』の『魂』、ここで聞ける『日本国』の『魂』の声、お聞きになるか…。」


通された男「…。おことわり…。」


やんごとなき方「では…帰りなさい…。」

ひきつづき、ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。

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