表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
やんごとなき方々の諸記憶  作者: ことそばらすか
43/78

第43章 『十手二刀流 ~初始動のばしょ~』へん

とりいそぎ、続編をとうこういたします。

ある時、『やんごとなき方の付き人』は、『やんごとなき方』から賜った『十手』を携え、『装束』そして、『着物』を着用し、ある場所へと『ワープ』した。


その目の前には、いくつもの『石塔』があった。


その背後に、ある者が現れた。その者がこう、声をかけてきた。(《》内は韓国語。)


男《おまえがここで何をしている?》


その声でハッとなり、『やんごとなき方の付き人』は、ふたつの『十手』を両方とも逆手で抜き、『右手』で持つ『十手』を、左手の『十手』を回す勢いで身体の前方で、ふたたび逆手で持ち替えた。


そして、左手の『十手』を腕で目を隠すようにかまえ、その男の方を向き、左脚を前に、半身の態勢になり、右手の『十手』は、ふたつの『十手』の間の『鎖』がのびきるように、後方でかまえた。


男《そんなにけいかいするな。》


『やんごとなき方の付き人』は、こう答えた。


《すこし、用があって来たまでです。ご了承ください。》


その男は、『やんごとなき方の付き人』のとなりまで歩いた。


その男が、隣に来たのを確認し、『石塔』の方に向き変えた。


その男がこういった。


《われわれはどのような運命をたどるのだろうか?》


『やんごとなき方の付き人』はこう答えた。


《ご存じだったのですか?》


《知っているも何も。。。》


《はい。》


《これはなにか?》


その男が『石塔』をみながら尋ねた。『やんごとなき方の付き人』はこう答えた。


《石塔といいます。》


《石塔だと!?》


その男は、笑いながら『やんごとなき方の付き人』の方を見た。『やんごとなき方の付き人』は、とっさに左手に持つ『十手』で、目のぶぶんをかくした。


すると、その男は笑顔を見せた。


《知ってるも何も。。。。》


『やんごとなき方の付き人』も目のぶぶんを『十手』で隠しながら笑顔を見せた。その男が尋ねた。


《顔を見せないのか?》


《原則というものです。》


《『原則』だとな…?》


その男は、『石塔』の方を見てこう言った。


《よい…。》


そして、こう付け加えた。


《ここで何をしているんだ?》


《冗談にもならない話でも…。》


その男はフッと笑った。そして、こう言った。


《すべき話、すべてしたな…。》


《はい。》


《どうやって帰ればいいのだ?》


『やんごとなき方の付き人』は、右手の『十手』を背後に持ち替えて両方の『十手』を腰にさしなおした。


そして、左で『ある物』を発生させて、こう言った。


《わたしは、これで…。》


その男はふたたび笑顔になった。そして、こう答えた。


《では、これで。》


《はい…。》


『やんごとなき方の付き人』は、『ワープ』により、『やんごとなき方』の御前に戻った。

ひきつづき、ごあいどくのほど、よろしくお願いいたします。


ことそばらすか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ