第43章 『十手二刀流 ~初始動のばしょ~』へん
とりいそぎ、続編をとうこういたします。
ある時、『やんごとなき方の付き人』は、『やんごとなき方』から賜った『十手』を携え、『装束』そして、『着物』を着用し、ある場所へと『ワープ』した。
その目の前には、いくつもの『石塔』があった。
その背後に、ある者が現れた。その者がこう、声をかけてきた。(《》内は韓国語。)
男《おまえがここで何をしている?》
その声でハッとなり、『やんごとなき方の付き人』は、ふたつの『十手』を両方とも逆手で抜き、『右手』で持つ『十手』を、左手の『十手』を回す勢いで身体の前方で、ふたたび逆手で持ち替えた。
そして、左手の『十手』を腕で目を隠すようにかまえ、その男の方を向き、左脚を前に、半身の態勢になり、右手の『十手』は、ふたつの『十手』の間の『鎖』がのびきるように、後方でかまえた。
男《そんなにけいかいするな。》
『やんごとなき方の付き人』は、こう答えた。
《すこし、用があって来たまでです。ご了承ください。》
その男は、『やんごとなき方の付き人』のとなりまで歩いた。
その男が、隣に来たのを確認し、『石塔』の方に向き変えた。
その男がこういった。
《われわれはどのような運命をたどるのだろうか?》
『やんごとなき方の付き人』はこう答えた。
《ご存じだったのですか?》
《知っているも何も。。。》
《はい。》
《これはなにか?》
その男が『石塔』をみながら尋ねた。『やんごとなき方の付き人』はこう答えた。
《石塔といいます。》
《石塔だと!?》
その男は、笑いながら『やんごとなき方の付き人』の方を見た。『やんごとなき方の付き人』は、とっさに左手に持つ『十手』で、目のぶぶんをかくした。
すると、その男は笑顔を見せた。
《知ってるも何も。。。。》
『やんごとなき方の付き人』も目のぶぶんを『十手』で隠しながら笑顔を見せた。その男が尋ねた。
《顔を見せないのか?》
《原則というものです。》
《『原則』だとな…?》
その男は、『石塔』の方を見てこう言った。
《よい…。》
そして、こう付け加えた。
《ここで何をしているんだ?》
《冗談にもならない話でも…。》
その男はフッと笑った。そして、こう言った。
《すべき話、すべてしたな…。》
《はい。》
《どうやって帰ればいいのだ?》
『やんごとなき方の付き人』は、右手の『十手』を背後に持ち替えて両方の『十手』を腰にさしなおした。
そして、左で『ある物』を発生させて、こう言った。
《わたしは、これで…。》
その男はふたたび笑顔になった。そして、こう答えた。
《では、これで。》
《はい…。》
『やんごとなき方の付き人』は、『ワープ』により、『やんごとなき方』の御前に戻った。
ひきつづき、ごあいどくのほど、よろしくお願いいたします。
ことそばらすか。




