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第39章 『やんごとなき方から授かった秘儀 ~十手二刀流~』へん
とりいそぎ、続編を投稿いたします。
やんごとなき方が、その時、やんごとなき方の付き人に、あるものを手渡してこう言った。
やんごとなき方「これをお前にやろう。」
「なんでございますか?これは。」
それは、赤色の錦に入っているものであった。
『赤色』の『錦』の中には、『十手』が二つ、その間は『鎖』が2尺ほど、ふたつの『十手』をつないでいるものが入っていた。
「…。」
やんごとなき方「これをお前に授ける。」
「…ははぁ…。」
やんごとなき方「護身用に使え。」
見たこともない武器であった。
「…これは、どう身に着けるのでございますか?」
やんごとなき方「『帯』のある服装をせよ。そして、腰側に鎖が行くように、腰の両側に『十手』を『帯』越しにさしなさい。」
「かしこまりました。」
やんごとなき方「…これを極むれば、お前に勝てる者は、そうそういない。」
「それはどういった…。」
やんごとなき方「『陛下』と呼びなさい。」
「『陛下』、それはどういった。」
やんごとなき方「なーに、護身用だ、案ずるな。」
そう云ふと、やんごとなき方は、ふたつの『台』の方に振り返って立たれた。
ひきつづき、ご愛読の程、よろしくお願いいたします。
ことそばらすか。




