第1章 『壇ノ浦の戦い』へん
取り急ぎ、続編を投稿いたします。
ある時、やんごとなき方々の知られざるところで、『壇ノ浦の戦い』が行われた。
『源義経』が、『平家』を打ち滅ぼしたと言われる、『壇ノ浦の戦い』が起こったのである。
その時、やんごとなき方であったものの、付き人がかやうに上奏した。
「陛下、『源義経』が、『壇ノ浦の戦い』なる戦にて、『平家』を打ち滅ぼしました。」
やんごとなき方「『壇ノ浦の戦い』…とな?…うーむ…『源頼朝』も大義よのぉ…。」
「…。」
その後、『源義経』は、何事か在って、『源頼朝』に、鎌倉入りを認めてもらえぬに至り、
結局は、苗字違わぬ『平家』に打ち滅ぼされてしまった。
その時、やんごとなき方々の付き人がかやうに上奏した。
「陛下、『源義経』が、結局は、『源頼朝』の怒りを買い、打ち滅ぼされるに至りました。」
やんごとなき方「そうか…武家社会も、大義よのぉ…。」
「…。」
やんごとなき方「おいお前。これは、極秘にせよ。」
「ははぁ。」
付き人は頭を垂れ、『極秘』扱いとした文書がいずこかにあるのかもしれないと言われてもいる。
引き続き、ご愛読の程、よろしくお願いいたします。
ことそばらすか。