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第17章『やんごとなき方々に当てられた、ふたつの文章体』へん
取り急ぎ、続編を投稿いたします。
やんごとなき方々の付き人が、あるとき、やんごとなき方(々)の様子をうかがいに行くと、何やら頭を抱えてお悩みのご様子であった。
やんごとなき方「ああああああ…。」
そう言ってうずくまっては唸っておられる。
見ると、俳句、短歌が書かれた二つの紙が置かれていた。そこにはそれぞれ、
「今ぞ知る みもすそ川の 御ながれ 波の下にも みやこありとは」
そして
「夏草や 兵共が 夢のあと」
と書かれていた。
やんごとなき方「ああああああああ…。」
とただただ唸りうずくまっておられる。
やんごとなき方の付き人は、何も言わず、一礼だけして、その場を後にした。
引き続き、ご愛読の程、よろしくお願い申し上げます。
ことそばらすか。




