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掌編小説シリーズ  作者: 藤泉都理
2019.7.
83/2265

ささやかなかぜ




 木の床に仰向けになった。

 灰色の網戸越しに浅い緑を見た。

 部屋を半分隠すカーテンが視界の端に入る。

   

 じんわりと汗がにじみ出る部屋の中。


 背中は少し冷たかった。

 浅い緑を瞼の裏に閉じ込めた。

 風が足裏の表層を撫でていく。


 くすぐったいというべきか、涼しいというべきか表現に迷う風。

 鎖骨を通過した時は涼しさだけを伝えてくる。

 足裏とは違い、


 ただし、足裏にも鎖骨にも名残をとどめる。


 ほんのりと涼やかな空気の綿といえるだろうか。


 ひとときではあるものの、あつさを忘れさせてくれた。






(2019.7.26)



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