表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
掌編小説シリーズ  作者: 藤泉都理
2018.12.
49/2264

いつかは今やるべき事ですが①




*会話文のみ。そして唐突に終了。



「無理。もう、無理。帰る。帰りたい。帰りたい。帰りたい」


「そう言っても、手はきちんと動かす。えらい」


「そりゃあ、働くもの食うべからず。ですからね。でもそうやって見ているなら、口だけじゃなくて、手も動かしてくれませんかね」


「いやいや。私はもう自分の仕事は終わってるもん」


「はいはい。ご苦労様です。兄上」


「敬意がまったく感じられないんですけどお?」


「あなたに敬意を払う要素があればいいんですけどねえ」


「人当たりよし、物腰は柔らかい、腕っぷしは強い、家事全般一通りできる。完璧な兄でしょうが」


「一点がすべてを覆していますから」


「とげとげしい。もっと優しく言ってほしいなあ」


「優しく言ってほしいなら、改善してください」


「ええー。でも、私も相手も了解済みだよ。無理強いなんてしてないし。むしろ、相手から近寄ってくるし」


「断ればいいだけでしょ」


「ええー」


「何ですか?」


「だって。寂しい。溺愛する妹は一緒に寝てくれないし」


「抱き潰されそうなので、お金をいくら積まれたってお断りします」


「いやだ。妹に手を出すほど、節操なしじゃありません。大体、私は女の子は抱かないって知ってるでしょ」


「そーゆー意味じゃなくて・・・・・・はあ、もう。頭が痛くなってきた」


「お、終わったね。えらい。えらい。ご褒美にお饅頭をあげようね。一緒に熱いお茶も淹れよう」


「・・・今日の予定は?」


「可愛い妹とお茶をするだけです」


「・・・・・・兄上」


「ん?」


「・・・・・・・・・」


「ん~?」


「頭をぽんぽんするだけならいいですよ。木刀で」


「うん。痛そうだから却下」


「なら、竹刀で」


「できるなら、花がいいかな~」





『お題はアニメ『抱かれたい男1位に脅されています』から頂きました。いつか書きたいと思い続けている新選組パロディの一端。本当の本当に一端。しかも、どちらともオリジナルトリップキャラクター(一人は新選組隊士として活躍、一人はその妹として屯所で住み込みで働く)で、実在する新選組隊士が登場しないという(もちろん、本編では実在する人は出ますよ。今回は皆無ってだけで)。恐らく30年後(どんだけ先か)に出来上がる、もしくは本格的に書き始めるのではと思われる。史実をきちんと勉強、理解した上での、超ファンタジーパロディを書きたい』



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ