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掌編小説シリーズ  作者: 藤泉都理
2018.9.
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畳のあと




 痛くないのと、問われる

 痛いよと、答える

 痕がつくよと、忠告される

 消えるしと、反論する

 苦しくないのと、ちょっと心配される

 苦しいけど、と、肯定して、でも、と紡ぐ

 離れたくないと


 仕方がないなあ、と、苦笑交じりに告げて、去って行った

 連れて行くのを諦めたようだ





 うつぶせのまま、片頬を畳につけて、いつもよりも呼吸を意識して、い草の香りを堪能して、目を瞑る


 この姿勢はちょっときついし、片頬はちょっと痛いし、畳の痕はくっきりと残るのは目に見えているけれど


 今だけ





 数時間後、片頬にあとがつく人物は一人だったはずなのに、三人になっていた

 




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