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掌編小説シリーズ  作者: 藤泉都理
2018.8.
23/2264

帰省




 黎明

 黄昏

 月食

 日食

 蛍火

 朔


 花火


 ひとすじのひかり

 またたくひかり

 のみこむやみ



 刻と季節を待つ以外、どうすればいいのか






 花火をした。

 暴発するんじゃないかってくらい暑い真昼間だった。

 やるのも呼ぶのも普通はまだまだ日が傾いてからだと注意された。

 けど、あいつの体内時計は狂っていたから、この時間帯でいいと思った。


 付き合ってられないと言われたので、自分一人で景気よく火花をまき散らした。

 装備は短パン半そで、麦わら帽子とキンキンに冷やされた濡れタオル、武器は花火にマッチ、水の入ったバケツ、そんなに飲めるわけないだろう大量の麦茶。

 装備とも武器とも言えるだろうカチカチのドライアイス、ちっこいサイズ10個。


 万全の態勢だった。


 はずだった、




 注意勧告はされていないだろう公園。

 熱が遠のくか、日が蔭るかすれば、賑わうだろうそこに今は自分ともう二人。

 花火も残りわずかと言ったところ。


 そんなにいけない事だったのか。


 不承不承ながら、お巡りさんに謝って撤収、しようとしたら家まで連行。



 そこで待っているおまえに会うまでもう少し。





(たまには違う場所で会ってみたかった)






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