The legend of Nurce―ナース伝説―
トトの過去作品(あらすじ紹介)第七弾(最終)です。
この作品は「地上界編」「天空界編」「暗黒界編」「世界編」の全4部作です。
第1作となる「地上界編」は元々、合作漫画でしたが(原作はトト)2作目以降は合作漫画ではありません(皆が学校を卒業して社会人になった為)
《イラストは過去絵に少し手を加えたものです》
『The legend of Nurce―ナース伝説―』
☆世界観
かつて世界は1つだった
しかし現在、世界は3つの世界に分断されている
1つは天空界、1つは暗黒界、そして今1つは地上界
3つの世界は時空界に因って断絶され、それぞれの世界が交わる事はなかった
しかし――
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「地上界編」
☆登場人物
【エミリア・アークラント】17歳
プラチナブロンドの髪、青い瞳
名立たる預言者や巫女を輩出する異能の能力者家系の直系として生を受けながら、何の力も持たない少女
しかし、或る日エミリアは太陽神の声を聞く……
【ソル・アークラント(太陽神)】
漆黒の髪、黒曜石の瞳⇒黄金の髪、琥珀色の瞳
天空界からの逃亡者(お尋ね者)を追って地上界にエミリアの弟として転生した
赤ん坊から数日後には15.6歳に成長する
【アースレイ】17歳
村の若者
エミリアに恋心を抱いているので、ソルにライバル意識を持っている
☆ストーリー
天空界よりの逃亡者・ヌルヒ兄弟は自らの一族の(雌雄一対の)守り龍と共に時空界を引き裂いた
その為、元々不安定だった地上界は天変地異に見舞われる
再び時空界に異変が起これば地上界は崩壊する
故にヌルヒ兄弟の粛清と時空界修復の任を負った太陽神エル・ソルは尤も自然な形(転生)で地上界に降りなければならなかった
その為、太陽神本来の力は魂に封じ込められ、エル・ソルはそれを補う為、地上界を救うと予言されし救世主をエミリアと共に捜し求めるが……
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「天空界編」
☆登場人物
【太陽神エル・ソル】
黄金の髪、琥珀色の瞳
天空界の皇子
【アイリーン姫】
金の髪、碧い眼
エル・ソルの最有力花嫁候補
エミリアに面差しが似ている
☆ストーリー
天空界に帰還したエル・ソルは父王より予てより定められていた花嫁候補との顔合わせを勧められる
天空界と地上界――遠く離れてしまってもエミリアを忘れられないエル・ソルは、その話に乗り気ではなかったが、その花嫁候補の中にエミリアに面差しのよく似た美しい姫を見つけて思わず声をかけてしまう
アイリーン姫――最有力花嫁候補と目された姫との婚姻は誰もが望む事だったが、エミリアに似ているが故にソルは彼女を受け入れる事が出来ない……
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「暗黒界編」
《↑の1ページだけでは解り辛いと思いますが、サクヤとアイリーンはそれぞれ暗黒界と天空界の王城にて報せを聞いております》
☆登場人物
【太陽神エル・ソル】
漆黒の髪、黒曜石の瞳(父王に因って太陽神の力を封印された為)
【アイリーン姫】
エル・ソルの婚約者
【サクヤ・イータカーナ姫】
漆黒の髪、紫暗の瞳
暗黒界の次代の女王、エル・ソルの従姉弟に当たる
アイリーン姫とは対照的な美女
☆ストーリー
父王に因り太陽神としての力を封じられたエル・ソルは暗黒界に堕とされた
果たして父王の目的は――?
そして、エル・ソルを我がものとする為に画策する暗黒界の次代の女王サクヤ姫
エル・ソルを狙った力……それは彼の意識を一時的に奪うだけの筈だった
だが自身を狙った力に対抗しようとソルが無意識に放とうとした力は、彼の体内で父王の施した封印とぶつかり合って相殺される
その衝撃は彼の心の臓を止めるには充分過ぎた
仮死状態に陥ったエル・ソルの運命は――?
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《学生時代のアナログ原稿(世界編)です。拙すぎて軽く死ねるレベル!》
【世界編】
☆登場人物
【太陽神エル・ソル】
天空界の皇子
世界の行く末を選択し、世界の王となるべき存在
【ヘル・シーサー】
天空界の娘(或る一族の長の娘だった)と暗黒界の若者との間に産まれた混血、アースレイに雰囲気が似ている
出生を隠し、自分を慕って来る仲間とつるんで悪さを働いていたが、ソルがシーサーを「友に……」と望んだ事によって大きく運命が変わる
【アイリーン姫】
エル・ソルの婚約者
【セイレーン】
エル・ソルの側近
ヴォルテール侯爵家の嫡男として生を受け、侯爵位と太陽神を祀る太陽神殿の大神官の地位が約束されていたが「太陽神が現人神として降臨した今、形だけの太陽神殿を護っても意味がない」と実弟にその座を譲り無冠となった
【リグ・リシュリュー】
リシュリュー伯爵家の嫡男
セイレーンのライバル的存在――太陽神殿の神官となれば、臣下でありながら直接ソルに仕える事が叶わず、家を捨てた無冠のセイレーンに一目置いている
それ故に、何処の馬の骨とも分からないシーサーの存在が許せない
そして彼はシーサーの失脚を企てる
☆ストーリー
太陽神としての力を封印し市井を散策していたソルは、或る日盗みを働いた若者たちをお縄にする
その中のリーダー格の青年シーサーは何処となく雰囲気がアースレイに似ていた
初めは、何となく気になる存在に過ぎなかったシーサーの出生の秘密を知ったソルは、やがて彼を友に迎えたいと望むようになる
それはやがて天空界を揺るがす大事件へと発展していく――
だが、そんな天空界の情勢の裏で世界はその存続の危機を迎えていた
世界は現状を維持するべきか、それとも再び1つの世界へと還るべきか?
世界の未来を決定する重大な役目を担う者……
それが、失われし禁断の血を継ぎ、世界の王となるべき運命を負って生を受けし太陽神の使命だった
果たしてソルの決断は――?
この作品を持ちまして、トトの過去作品(あらすじ紹介)集は終了でございます。
ここまでお付き合い下さった皆さん、本当にありがとうございます。
全七作品を紹介させて頂きましたが、どの作品が一番お好みか、または本編を読んでみたいと思われた作品がありましたら、お知らせ頂けると狂喜乱舞致します。
宜しくお願い致します。
※ちなみに、↑の天空界、暗黒界、地上界、時空界という名称の由来が分られた方、いらっしゃるでしょうか?
分かられた方、こっそりお知らせ頂けましたら幸甚でございます。