シャワー
部屋の外に出ると、長い廊下が続いていた
扉が多い…
それ以上に人多くね?
あー…そりゃそうか?
この世界を救える人が来るんだもんな
一目見てみてぇのも分かる
でも…この目は…英雄を見てる目じゃねえな…
いま1度、自分の姿を見る
少女の姿…
服と斧には血がついていて、すぐ後ろには首が無い死体が2個と来た
英雄ってより、殺人犯を見た様な目だな
事実だが
どうしようか…
待てよ?
親族は皆殺しなんだから…ここに居るやつらが親族かどうかで変わるよな
よし
「アンタら、この身体の親族か?」
全員、沈黙
そりゃそうか、殺されかねない状況だもんな
だが、どう聞き出そう…
……いい事思いついた
「アンタらが黙ってるままなら、世界は救わない」
脅迫だよなぁ
でもよぉ
世界が惜しい奴は釣れんだぜぇ
男「親族です!」
女「私は召使いです!」
男2「コックです!」
館のヤツらはどうしたもんかねえ…
「お前ら、そこで待ってろ」
部屋の扉を閉めて、脳内通話を開始する
「もしもし、アンタの館のヤツらは殺しちゃっていいのか?」
(えぇ?また?指示待ち人間かよ)
「アンタの願いを聞いてやってんだ」
(はっ、何様よ)
「ああ?」
(まあいいや、そうだな〜…コック以外は殺っといて)
「おk」
通話を終わらせ、扉を開ける
「コックのやつは手を挙げろ」
5人の男が手を挙げる
「OK」
…待って?この5人以外を全員手動で殺すの?
めんどくさ…
風で何とかなんねえかなぁ…
………
よし
「そこのコック5人、少し離れろ」
その声で5人はそそくさと離れる
「えーと確か…」
魔法はいわばスタンド能力
思い込めば出来る…はず
能力系はジョジョしか見てねえんだよなあ…
まあいいや
「突風」
風で全員の体を浮かばせる
妙に天井が高いな
「解除」
風で運ばれた身体が勢いよく地面に衝突する
それを3回くらい繰り返したら全員絶命した
「楽だね〜」
遠くで見てたコック達は目を死体に向け、今にも泣きそうだ
「…アンタら、全員各々の部屋へ行け」
全員すぐに走って帰っていった
「ふぅ…シャワー浴びよ…あれ、どこが風呂場だ?」
10分後
「やっと見つけたよ、めっちゃ近かったわクソが」
服を脱ぎ、浴槽に浸かる
身体を見てみるとそこら辺に痣がある
「…虐待か…」
あの少女には、この痣が邪魔をするだろう…とか言われたけど今の所何事も無いんだよな
突風で加速した時も足は痛まなかった
斧を降っても腕は痛まなかった
人間相手だからさほど…って事かな
恐らく魔物も外には居るだろうから、そいつらとの戦いで…まあ今は気にしなくていいか?
………気にしたとして、治るものじゃないし
こんなものとして受け入れようかな
昨日投稿しなかったぶん長く書いたのでお許しください




