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馬車
馬車の中
アリス「エルモサちゃんだっけ」
エルモサ「そうじゃが」
「なんで追い出されてたの?」
「…敵に弱点を教える馬鹿がどこにおる」
「そっかぁ…じゃあさ、私の弱点教えるから、教えて」
「!?なんでそこまで」
「なんでだろうね、気になるから?」
その姿は正に魔性
小柄なその身体から放たれる言葉の数々は人を惹きつけるものだった
「私の弱点はね、打撃、特に腕とか脇腹、虐待されててさ、痣があってそこ突かれるとすっごく痛くて…君は?」
「…ワシは…他のみんなのように胸が小さい…それに、性格が悪いらしい、自分勝手だって…」
「そっか、私は好きだけどな〜、その性格、可愛らしくて」
「っ…本気か?」
「え?」
「搾精魔は…精"気"をとる魔物…女からも取れるのじゃぞ」
カイア「ストーップ!そこまで!」
キリ「危ないですね…」
リター「馬車の中で盛らないでくれ、危ない」
カイア「あくまでもそこなんすね、師匠は」
キリ「はあ…これ以上は危険です、街に着くまでアリスさんは預かっておきましょう」
カイア「俺は搾精魔を見てる、ロリコン神父はアリスを見ててくれ」
キリ「分かりました」




