タイトル未定2025/11/08 22:05
数日後
師匠の手配で馬車を借りた
魔王の所まですぐに行ける
馬車の中
キリ「…」
アリス「…」
カイア「…」
正直、よく分からない
信用してないわけじゃないけど
本性というか
どんな人間か分からない
キリはここ数日一緒に師匠に教わられてきた
カイアは初めてホワイトに遭遇した時助けてくれた、それに自分の師匠も教えてくれた
カイアは信じて良さそうかな
問題のキリは…
なにもわかんない
どんな人なのか…
なにも…
唯一分かってるのはロリコンってだけ
仲間の特徴でロリコンだけってわけないもの
ガタンと音を立てて馬車が止まる
アリス「どうしました?師匠」
「搾精魔だ、集落を追い出されたのかもしれない」
カイア「ソイツァ良いっすね、一応拘束しときますね」
アリス「集落?」
「サキュバス共は基本人の街で暮らす、そことは別に街の近くの森に拠点があるんだ、そこでガキを産んだり学ばせたり…人間らしい事をさせている、魔族の中で唯一人間"らしい"種族と呼ばれているだけあるな…集落から追い出されるやつは大抵男を誑かせないやつだ」
キリ「しかし…美人なので見た目で魅了できそうですが…」
「アイツらのラインはよく分からないんだ、理解しようとしなくていい」
そのサキュバスはゆっくりと立ち上がる
服は黒く、ミニドレス
胸は小さく、顔は小柄で美しい
「おい、人間共」
「…」
「私は腹が空いている何か食わせろ」
カイア「パンが余ってる、食うか?」
「早く食わせろ!」
とりあえず馬車の中に乗せて、袋に入れた余っていたパンの部分を差し出す
「何故耳なのだ」
「パンの耳は美味しいよ?」
「嘘をつくな、私だって人里に降りたことはある。クソまずかった」
「ちっ」
「舌打ちするな、別のものは無いのか?」
リター「酒ならあるぞ」
「要らん!」
サキュバスはパンの耳をじっと見つめる
少し考えた後、食った
「はあ…」
アリス「…なあサキュバス」
「ワシには名がある、エルモサという名がな!」
アリス「エルモサ、次の街に着けばもっと美味しいもの買ってあげる、だからそれまでは私達を傷付けないって約束して」
カイア「はあ!?相手は魔物だぞ!」
エルモサ「良いだろう、特段美味しいものをワシに与えるのだぞ」
キリ「なんかいけましたね」
カイア「あっさり…」
アリス「まあ、サキュバスが居れば戦闘は楽になるでしょ、確か魔物は魔力を人間の倍以上持ってるらしいじゃん」
カイア「…まあいっかあ」
「そろそろ出発するからしっかり座っとけ」
そう言って馬車は走り出す




