闘い方
「昨日の夕方にカイアから話は聞いていた。お前らに闘い方を教える前に3つだけ質問する」
男はタバコに火をつけて吸い
指をひとつ立てた
「お前らは人間と化け物、どっちの味方だ?」
「人間」
「お前らは酒を飲むか?」
キリ「飲みませんね、教会関係者は飲めない規則で…」
アリス「年齢的に、飲めません」
「お前らは絶望した事はあるか?」
「ないです」
「そうか…お前ら0だ、最悪だ」
タバコを吸い、話す
「化け物の形は人間の形をしている。倒した時、死体をみたらほとんど人間の死体に見える化け物もいる。まずどっちの味方か、じゃない。自分の味方だ」
「…は?」
「次、化け物の中には白色人形の様に精神を不安定にさせる奴もいる、その時は恐怖を抱くな、頭のネジをとばせ、俺は酒を飲んでアルコールで頭を潰してる」
「ちょっと待って下さい」
「あ?」
「おかしくないですか?」
「おかしくないとやってられない、化け物を殺すにはそれしかない、次行くぞ」
「…」
「絶望しろ、恐怖しろ、その感覚を知れ。化け物は未知なる恐怖を抱かせる。全ての感覚を知りその恐怖がなんてことの無いものにしろ」
「…」
その男が言っている事は正直、頭がおかしいのかと思った
「ついてこい」
素直について行くと小屋裏に少し広い更地があった
「かかってこい」
「え?」
「戦い方を見てやる」
「でも…」
「2対1だ、来い」
「…」
ナイフを取り出して身を低く
足を狙って突風で突っ込む
ガッ
顎に強い衝撃
膝で顎を打たれた
バタッ
キリ「水鉢!」
リター(背後に回ってきやがった。水で満たされた檻か…突風)
ビュンッ
キリの腕を水が貫く
水鉢が解除される
「アリスは足を狙ってバランスを崩そうと、キリは水で窒息、お前ら、凄くいいぞ。だが今の戦い方じゃあアリスは動きが読みやすい、キリは自分がやられるのを読んでなかったな。」
このジジイ、強い!
今、顎を蹴られた直後、治癒魔法をかけてきた
キリの腕も治っている…低レベルだから痛みはあるけど
「もう少し頭を使え、戦い方は悪くないが戦い方に過ぎない。化け物と戦うには闘い方が必要だ、近くに森がある。ついてこい」




