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フラッシュバック
外を歩いている途中、一瞬の記憶
フラッシュバックだ
肉体はあの男だから、少しの記憶はある…
母親から浴びせられた罵倒の数々
それだけ、その記憶だけが上がってきた
「はあっはあっはあっ」
大丈夫、大丈夫
もう居ない
それに、私には関係ないじゃないか
落ち着け
「ふぅー…ふぅー…」
問題ない
この男のことを知りたいと思っていたが
想像以上に辛いな
フラッシュバックは嫌だなぁ…
苦痛を伴わないやり方…
タイムマシンとかかな…
やっぱり時間を戻す方に行っちゃうなぁ…
……
そういえば、私の世界で何か、時を戻す装置かなんかがあるとか聞いたことある
…それが何かって話か
別世界に移動出来るわけじゃないし
1回死んで、神様と会うくらい?
馬鹿なことを考えるのはやめよう
フラッシュバックを避ける事は出来ないが、これにあの男も耐えていたはずだ
そういえば、私の世界で虐待されてたけど、フラッシュバックは起こさなかったな
なんでだろ
まあいっか
変な事考えても、頭ん中ごっちゃになるだけだからな




