haru
春は嫌いだった。
あんな
優しくて柔らかくて幸せだけの季節なんて、
大嫌いだった。
なのに。
君が歌うから、
手をひかれて。
痛みを伴うのが、
幸せだと思ってたのに。
こんなに簡単に、
私はあの
甘ったるくぼんやりとした気怠い世界に
足を踏み入れてしまったの。
————
前部分と呼応している、ともいえます。
本当は、ちゃんと作品の形にしてとある春企画(終了盛況のうち終了済です)に出したかったのです……
↑に載せたニュアンスそのままではないものの、もしその春企画に何か寄せるなら、「春は嫌いだった。」で、一本書こうかなあと思っていたのです。
ちょっと余裕がなくてお蔵入りになってしまいましたが……涙
ちょっぴり考えていた構想としては、現実恋愛の文芸系で、以下メモ内容のどちらかを膨らませようと。
・中高生/「屋上の桜」(仮題)
・社会人/夜桜、お伽話みたいな魔女の鼻の月、紫みたいに黒い空(こちらはタイトルでなく作品内モチーフのイメージ)
とりあえずイメージだけでもメモとして残し、陰ながら企画を応援させていただこうかなと、したためてしまいました。
お読みいただき、脳内イメージにお付き合いいただきまして、ありがとうございました!