65節 姉妹のつながり
ついに……ついに……1000文字以下になってしまったっ。
はぁ、仕事辞めたい。投資してお金稼いで家で引きこもりたい。そう思ってやまない私です。
まさか、ここまで忙しい期間が長くなるとは……。
約一か月弱もボリュームが半減しご迷惑をおかけしました。
今後ですが、お盆休みぐらいから仕事の方が一段落すると思いますのでそれまでどうか気長にお待ちください。
「えっと、貴方は?」
「あぁ、そういえば名乗っていませんでしたねぇ。私の名前は大由里ゆずきって言います。簡単に言うと従妹ってことです」
「ゆずき?」
「なんと言うか、感と言うか見たことがある気がしたんですよぇ。妹さん」
「本当ですか!?」
トントン拍子に話が進んでいく展開に海斗は制止するようなそぶりを見せたが、ゆずきが手を握り止めた。
それは、言外に私を信じてと言っているようであった。
浮かせかけた腰を、やや不満げに重いな思いながらも俺は椅子に下げたのだ。
「と、言っても仕事中に見かけたモノですのでぇ。申し訳ないですけど守秘義務的に確認をしたいので、一回ご帰宅してはいかがでしょうか?双方準備する必要があると思うのでぇ」
「わかりました。ご検討ありがとうございます」
そう言いゆずきは楔を連れて玄関へ足を運んで行った。
ばたんと音が響き返ってくるどうやら送り向かいを終えたらしい。
「何してんの?」
「そんなかっかしないでくださいよぉ。ね?本気で怒ってます?」
だがしかし彼女が観た光景は机の上で頬杖をしながら睨みつけてくる最愛の先輩。これは、やっちまったかと、冷や汗を滝のように流し彼女は床の上に正座をするのであった。
「何故そんなことを」
「先輩は覚えていますか?私が出会った二人組の事を」
「あぁ、知性を完璧にもった寄生体って奴だろう?」
寄生体は確かに人間と同じ姿かたちをしているが、完璧な知性は存在しない。
あくまでも擬態、あるいは人間の体は酸素ボンベ的な役割だ。
故に、思考できるパラサイトは契約者と契約したものでしかないのだ。
「確か、コアが半分くらいかけてたってやつだよね?肺なら片方なくても心臓は支障きたすでしょって事で、だからあれは人工的に作られたんじゃないかって意見が出たんだよね」
「えぇ、私もそう思います。そして私が彼女をせき止めた理由は単純です。同じマソのにおいがしたんですよ」