2章 西の大陸1 -次の国へ-
俺たちはジャポネーグ国のから見て西の大陸に渡った。
東はルーシェがいたエランジェルイ国の領土だ。それに戦争の準備をしている噂があり、彼女は行きたくないと言ったからだ。
あと、なんで西の大陸に渡った事がわかるかだって?
状態確認をこの世界に対して使ったら世界地図が出た。しかも自分の現在地もわかる。
状態確認さん万能すぎ。
「この近くにある国は錬金国家アルケミーってところだね」
「その国の周辺は、魔物に対しての対策がしっかりされていて、比較的に安全だわ」
「周辺ね…」
俺は世界地図で、現在地から距離を見てルーシェに言った。
現在地は陸に上がったばかりなので、砂浜である。
「錬金国家からかなり遠いぞここ」
「どれぐらいの距離なの?」
「歩くと数十日はかかる距離だな」
「えっ、嘘でしょ。近くに村とか無いの?」
「一つも無いな。そんな事よりもこの状況はまずい…」
「どういう事よ?」
「ワイバーンの大群が物凄い速さでこっちに向かってきてる」
「ワイバーン⁉︎今直ぐ逃げるわよ!」
「どこへ逃げればいいんだ?」
そんなやりとりをしていたら、ワイバーンの大群が見えてきた。
広範囲に広げていると、細かい情報が見えないので、ワイバーン一体に対して状態確認を使った。
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ワイバーン:翼竜種
Level 60 状態:普通
体力:629/629
魔力:365/365
攻撃力:564
防御力:498
素早さ:527
精神力:123
能力:なし
魔法耐性:火属性Level7
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他に10匹ぐらいのワイバーンのステータスを見たが、最初に見たワイバーンの能力値と個体差が殆どなかった。
この近隣一帯に絞り、状態確認を使い直した。どれぐらいの敵がいるのか知りたかったから。
味方は青い丸、敵は赤い丸で地図上に表示される。単純に赤い丸を数えればいいのだが、数が多すぎて数えられない。
瞬時に数を数える事ができる能力が欲しい。
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追加能力
指折り:【瞬時に数を数える事ができる】Level:Max
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指折りを使って数を数えたところ、100匹いた。
「100匹か。しかも囲まれてる」
「この数だと戦っても勝ち目がないわ。かといって逃げられないわね」
こんなの2人で100匹も相手できるわけがない…
絶望的な状況である。




