表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名もなき異世界奇譚  作者: Section chief
4章 更に西へ
189/564

4章 更に西へ54 -3日間、1日目-

ルーシェと一緒に『ネゴジオ・ウテンシル』に向かっている。彼女がデートコースにしてきたからだ。

店に連れて行く約束を、回復薬を大量購入した日にしたけど、まさかデートコースにしてくるとは思わなかった。


店に到着すると、店のおじさんが俺を見るなり話しかけてきた。



「ボウズ久しぶりだな。かあちゃん、例のあいつが来たぞー」

「なんだい?騒々しい。あら〜」



2人は俺との再会を喜んでいた。何故だろうかと思ったが、その理由はすぐにわかった。



「お前さんが前に来た次の週から、回復薬の売れ行きがさらに良くてなってな」

「あたしの仕事は増えたけど、やりがいがあっていいわ」



店に置いてある回復薬が、自作なのは状態確認(ステータス)で知っていた。



「そちらのお嬢さんは?」

「婚約者のルーシェです」



ルーシェは自己紹介し、会釈をした。



「結婚するのか。幸せにな」

「ありがとうございます」



そんな感じに世間話をした。



「それで、今日は何をしにきたんだい?」

「今日は、魔力回復薬を買いにきたんです」

「魔力回復薬ね。今丁度作っているところよ」



そう言うと女将さんは、奥から魔力回復薬を数本持ってきた。彼女は一本購入しその場で飲んで感想を言った。



「確かに質がいいわね。あんたが回復薬を大量購入した気持ちが分かったわ」



彼女は、この店にある魔力回復薬を買い占めた。相当気に入ったようだ。



その後は、食べ歩きをしてたのち、前に二人で行った高級ホテルへと向かった。

部屋の中に入るなり、彼女は抱きついてきた。



「今夜は寝かせないからね!」



あまりにルーシェが可愛すぎて暫く固まってしまった。彼女をお姫様抱っこし、ベッドへと運び、戦闘訓練を開始した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ