表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名もなき異世界奇譚  作者: Section chief
4章 更に西へ
169/565

4章 更に西へ34 -生きて帰れさえすれば良い-

「1人で試験を受ける場合、職員と共闘して魔物と闘う」

「俺もギルドマスターも1人で闘った方がいいんじゃないか?」

「それもそうだな」



共闘するなら、モーブの方が向いている。

彼女達の試験の時に闘えなかった事が、相当悔しかったんだろうな。



「そんで何を狩りに行くんだ?魔物の名前さえ分かれば、すぐにそこまで案内するぞ」

「お前さん、あの3人より弱いと思われたくないよな?」

「別に気にしてない。どちらかと言うと尻に敷かれてるなからな」



苦笑いしながら言った。おっさんは困惑しながら返答してきた。



「そ、そうか。そんじゃ俺が狩りたいものでいいか?」

「構わないけど、職務規定的な部分で大丈夫なのか?」

「職員と受験者が生きて帰還できれば、その辺は職員の判断で決めていい事になっている」

「なるほどな」

「と言うわけだ。ホースタイガーを狩りに行くぞ!」



状態確認(ステータス)を使いホースタイガーを探した。



「数はどれぐらい狩る気だ?」

「お前さんもいる事だし、5匹ぐらいは狩りたいな」

「5匹纏まってる場所がある。ここから北に5キロ、西に3キロの地点だな」

「最速で移動するから、ついてこい!」



そう言うと、ギルドマスターの身体は雷と化し消えた。あれに追いつける人間はいないと思うが…。

そう思いながら、俺もその地点へと急いで向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ