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名もなき異世界奇譚  作者: Section chief
3章 錬金国家アルケミー
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3章 錬金国家アルケミー66 -30日目・試験対策-

「ペーパーテストはこの国の歴史や法律などが、出題されるようだね」



因みにこの国は少なくとも800年ぐらいの歴史がある。



「試験当日まで、あと一週間しかないのに無理だろ」

「まぁ、採点方法がペーパーテストと実技試験の合計だから、ペーパーテストの方は確実に出そうな所だけ覚えればいいな」


「簡単に言うけど、確実に出そうな問題って言われても俺達にはわかんないな…」

「というと思って、こんなものを用意した」



紙を束ねたものを三冊、道具袋から出した。

一昨日はひたすら紙を作り続け、昨日は図書館へ行きひたすら写し続けた。



「俺達のために手書きで作ってくれたのか?」

「しかもこっちの世界って紙一枚が物凄く高かった覚えがあるんだが…」

「紙の事は気にしないでいいよ。商売用に作った試作品を、使っただけだから。一冊は歴史、一冊は法律、一冊は前回までに出題された試験問題について、まとめておいた」


「何から何まですまない…」

「気にするな。俺も丁度、歴史や法律で知りたい事があったし、いい勉強になったよ」



神々について調べるのに歴史は関係してるし、商売するのに法律を知らないとまずから、本当に良い勉強になった。

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