タイムマシー○的な機械にて
「あっ、そういえば…」
ただ今、私と薫(心の中では呼び捨て)は謎の魔法陣に吸い込まれた後、
ドラえも○のタイムマシー○みたいな機械に乗って移動している。
どこに行くのかは分からないが…
「あのおばさん、スキルを付ける、って言ってたわよ。のびた○ん」
「お嬢様、○付ける場所間違ってますよ。それだと名前分かりますから。
くんのくに○付けても無駄だから」
「じゃあ、のびたくん○?」
「どこに付けてんの。てか、どこに付いてんの?」
「あぁ、ゴメン、のびたくん。」
「なに○から。に変えてんの。それ普通に名前言ってるじゃん、
怒られますよ。」
「じゃあ、○○○のびたくん。」
「どこに付けてんの、何に付いてんの?」
「チ○コのびた神貴」
「それ私のが伸びてるじゃん、のびたのじゃないじゃん。」
「えっ、じゃあ…」
「あぁぁ!もういいです。で、スキルって?」
危なかった。あのままだったら○でいっぱいになるところだった。
「その人の力にあったスキルが送られるらしいわ。」
スキル、か。いいのが来るといいのだが…
「あっ、そういえば…」
「お嬢様、さっきから大事な事伝え忘れすぎですよ、馬鹿か」
「神貴、切腹していいわよ」
「すいません、今刃物を持ち合わせていないんですよ」
「大丈夫よ、ここに頼れる人を呼んでおいたの」
えっ、誰…
「僕、ドラえも○ん…《ドォーーーーーーン》」
「誰かいましたか?お嬢様」
「いいえ、人違いだったわ、私が呼んだのは、
ドラえも○であって、決してドラえも○んなどと言う、
“も”と“ん”の間に○が入った謎のティラノサウルス型ロボットではないわよ」
「そうですよね、信じてました。」
「あっ!着いたんじゃないの?」
目の前が真っ白に光りだしている。そのせいで薫の顔が見えなくなった。
(あっ、そういえば何か薫言いかけてなかったか?
まっ、いっか)
この後、神貴はこの時聞かなかった事を激しく後悔する事になる。