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始まり

【上天家】

約、何年か前の何か誰か、

どこの馬の骨かも分からないような奴の末裔の暮らす家。


そんな上天家のお嬢様が、上天じょうてん かおるである。

そして、この家に代々仕えているのが、

【神代家】

である。

そして今現在、薫様にお仕えしているのは私、

神代かみしろ 神貴こうきである。



「ちょっと私、異世界行ってくるから」

「その前に精神科に行かれてはどうですか?お嬢様」

「すまない、神貴。私に精神科に行く予定はないのだ。」

現役女子高生だからといって、このように金髪に染めている薫様は

一見不良だが、腰までかかった髪はの色は全て“地毛”である。

金髪ヒロインはもう終わったと思ったのに…シクシク、思わず涙が…

「今絶対、失礼なこと考えてただろ」

もう春だと言っても、まだ春先。涼しくも少し寒いような夕方。

全ては、ここから始まったのだ。



お嬢様の国語力がちょっとアレなので私が代わりに…いや、翻訳して話すと…

「おい!なにが翻訳だ!そんなに分かりにく…」

続けます。お嬢さ…めんどくさいな。薫は、帰宅途中に謎の

胡散臭い老婆に声をかけられ、

「異世界行ってきまーす!」

と言えば異世界に行けると言われたらしい。

そしてその後その老婆は

「異世界行ってきまーす!」

と声を上ると、老婆の下に紫色の魔法陣のようなものが現れ、

吸い込まれて行ったらしい、のです。

まぁ、取りあえずその老婆を見つ…

「異世界行ってきまーす!」

「ちょ、待っ…」

ブォーーン

薫様を中心として魔法陣が出来ているよう…って…

「これ、私も入ってます?」

足がヌルンと足場を無くしバランスが崩れてしまった。

ヤバい吸い込まれ…

「さぁ、行くわよ!異世界!」

ちょっと薫、キャラ壊れてね?あれ、俺も壊れてる?あぁ!もういい!

「お嬢様が異世界に行くと言うので、私も同席させて貰いま~~~~す!!」

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