第5話 小さな悪魔とウサ耳バニー
ティアが初めに通されたのは、天井も床も、全てが純白の一室だった。
見上げた先は遠く、彼方まで壁に至らない、巨大な白の箱部屋。
空間の頂は森の木々よりずっと高く、輝く人工太陽をはめ、四方を果てまで照らしている。
見渡す平面は細い筋で一つ一つが床板に区切られ、反射の行き過ぎない、柔らかな白が優しく内部を覆っていた。
城の幅と奥行きを誇る室内には、六つほどの建物がある。
大きな構造物は左右で一対、縦に三列で並び、その塗装だけが近くから順に赤、青、桃、紫、緑と色付けされていて、俯瞰して右上に当たる一ヶ所だけが、白のまま染まらず残されていた。
「ここがそうなのですか?」
「そう。ここが迷宮の生産拠点、<小悪魔の部屋>だ」
「小悪魔?」
大真面目な表情で告げる魔王に対し、部屋の概観にそぐわない単語に、少女が首を傾げる。
「見てればわかる、はず? うん。きっとおそらく、多分低くはない確率で」
知識的な前提の違いに気付いたか、頼りない形で捕捉がされた。
見守るしかないティアの方に否やはないが、しかしそう言われると、不安と興味、期待と予想が湧いてくる。
彼女は室内と同色のドレスの裾を揺らし、わくわく、と体で表現しながら歳相応の構えを見せた。
「……きっと眷属と同じなんだろうなぁ」
サプライズを待つ子供の気持ちでいる姫を横目に、魔王はこめた気鬱を吹いた。
やがて吐ききって気を戻すと、顔を上げて手を掲げる。
「それじゃあ。 “小悪魔召喚”!」
デカラビアとコレル、従者2人を喚んだ時の魔法円が虚空に描かれ、続いて勢いよく爆ぜ割れた。
ただし────────五つ同時に。
「「「「「お久し振りです、魔王さま!」」」」」
高さの異なる五人の少女の鈴声が鳴り、反響によって舞うように明るく、雪白の空間に降り注ぐ。
赤青桃紫緑、五人五色の頭髪が、咲いた笑みと左右へ振れた。
右に左に揺れ動くのは髪だけではない。
背中を向けて突き出されたヒップの、強調されたラインに乗った真綿の尻尾も、リズミカルに跳ね。
「兎さん、でしょうか?」
網タイツにヒールに、胸から上と二の腕を出したエナメルレザー。
半ばで折った、細長い縦の耳飾り。
バニーガールと。
世界によってはそう呼ばれる娘が現れていた。複数で。
腰の上までスリットを入れた背中から、素肌を隠すようにコウモリの翼が生えているのが、せめてもの救いになるのだろうか。
「ブチ殺すぞ……! 運営が……っ!」
誰がどう見てもいかがわしい光景に、召喚した方が、今日最大の殺気を放つ。
「「「「「ぴぃっ!?」」」」」
と、一瞬でウサミミと頭を押さえた────そろえた両手の先を頭の上にちょんと乗せ、角度を付けつつ、下を向けた親指だけを目の横にする────娘たちが脱兎と化して一斉に逃げ散り、器用なことに、対応した色のハウスに隠れて壁から覗く。
「ちょっとちょっと! 何か魔王さま怒ってるけどどうするのよこれ!?」
「ポージングがあざとかったのでは……?」
「協議の結果に後出しで文句をいうの、よくない」
「それよりも何とかしないと~」
「こういう時こそ赤色の出番じゃないのかな?」
聴覚までも模しているのか、距離を置いた囁きを交わし、視線を巡らせる兎たち。
一方の魔王は己の指で顔を掴み、噴出する怒気を抑えていた。
「なんつーかアレだろうがっ! いざ喋って動いているのを見ると、完全にR―18や20の店だろうがっ!!」
かつてこれほど運営を呪ったことがあったか。
格好そのものが、ログイン中ずっと閉所に座る魔王への保養。
意識を平らにしないための刺激であり、マスコット的なキャラ付けであると分かっていても、これはひどいという感想しか出ない。
眼光も鋭く、遣る瀬ない怒りを乗せた瞳が、指の間からウサギを見る。
むき出しの肩が揃って震えたバニーたちは、各自の建物に駆け込んでから扉を閉め、しばらくすると顔を覗かせ、魔王の様子にまた引っ込むと扉を閉じ────────をループした。
「ふうぅぅぅ」
強張ってこそいるが、小顔の輪郭は綺麗に線が通っていて、くりっとした瞳が、愛嬌となって見る者の目を惹く。
色は髪と同じだが少し明るく、全員が短くした頭髪は、リボンや小さめの髪留め、髪型の違いで個性をつけていた。
「魔王様、その。少し落ち着かれた方が」
「わかってる。けど、ちょっと予想外すぎた。…………ありがとう」
側に寄ったティアに言われ、ようやくハルキが平静に戻った。
黒髪に右手を入れて掻き乱し、一度うつむいてから、顔を上げて呼びかける。
「すまない、オレが悪かった。何もするつもりはないから、もしよかったら出てきてくれ」
命令というべきか、頼みというべきか。
召喚者の願いといえる言葉を聞きつけ、小なりと悪魔のウサギミミが、とことこ前に集まってくる。
「急に怒鳴られるからびっくりしちゃいましたよ」
「ワタシたちとしては、お仕事をもらえるならいいんですけどぉ」
「召喚されたのも久々ですしね。あはは」
「兎に角、よろしくお願いする。ウサギと悪魔だけに。ぷふーっ!」
「 お い ち ょ っ と 黙 れ 」
1人ずつ、言い終わって頭を下げるバニーたち。
傾斜した背中は依然として素肌と尻尾を晒すが、翼の影も手伝い、ハルキは何とか沈黙を保った。
もしかすると眷属の時と同じで、喋るはずのない者が喋っている違和感を隠すより、更に辛かったかもしれない。
「それで、そちらのお嬢さんは?」
「ああ。オレの召喚者だ」
「ティアリス=ミューリフォーゼです。ティアって呼んでくださいね?」
赤色の1人の質問に答えると、全員から感心の声が上がった。
「へー!」
「ワタシたちを召喚した魔王さまを召喚した人、ですか。ティアさまは魔族、ですよね?」
「よっぽど召喚に適性があるのかな? それともすっごい道具でも使ったとか?」
「そのくらいにしとけ」
眷属と違って忠誠の匂いは薄いが、自分の方が立場が上だろうことは把握しているので、質問攻めの匂いを遮る。
「もう分かっているだろうけど、ここは新造の迷宮で、召喚者に中の案内をしていたところだ。ついでに、本格的に体制を整えるにはお前たちの力が必須なんで、いま召喚した。これでいいか?」
「「「「「了解しました」」」」」
重なって声量の上がった返事を耳に、ハルキはティアに向き直る。
「で、こいつらは<小悪魔>。主に冒険者を釣るためのアイテムや装備品、迷宮に長くこもる為の嗜好品の作成をして、迷宮の生産作業を担当してる。……自己紹介って頼めるか?」
「お任せあれ!」
本職のように手の平を上に、盆を持ったポーズでくるりと回転して見せるバニー。
体の移動にワンテンポ遅れて耳尻尾が追いつき、ふわふわした白毛の感触を映す。
頭上からの光を浴びて、レザーの表面が艶めいた。
「どうも、小悪魔です! ちょっと色以外で区別がつきにくいんで、まとめてコアって呼んでください。魔王さまにもそう言われるんで、個別に用があったら色で呼んでもらえればいいです!」
「ん?」
小悪魔だからコアではなく、その技能が迷宮中核であることを、略称とかけ合わせた呼び名。
小悪魔小悪魔と呼びかけるのも手間なので、単語登録で設定したシステムコールが生きていることに、魔王がかすかに反応した。
しかし小声であるため自己紹介は続けられ、ステージの如く順番に出て礼をする。
「ワタシが赤、担当は<道具屋>です。お金があったら販売に取り寄せ、今日のサイフが寂しいときには査定無料の買取と、色々やっているので来てくださいね?」
「どうも、青だ。担当は<錬金術>。もっとも、こちらも色々とやっているけど。頼まれて可能なものであれば、いくらでも作るよ?」
「桃はねー? <武器屋>さんっ! 修理もするから、壊れちゃったら持ってきてね? 約束よぉ?」
「紫……の<交換屋>さん。アイテムを引き換える。くじ引きや抽選。侵入者用のアイテムが、迷宮用に早変り。《占い》と《刻印》もやってる」
「緑でーす! <食糧>を生産しますっ! 料理もするけど、口に合わなかったらゴメンね?」
立て続けにされる説明に、受ける姫が目を回す。
「は、はあ。えっと、赤のコアさんが道具屋で、青のコアさんが錬金じゅちゅ……~~~錬金術でっ! 桃色のコアさんが…………? ???」
「いや、うん。いっぺんにおぼえる必要はないよ」
過去の自分もそうだった、と回想したハルキがフォローを入れる。
「えーっと、あの! よっ、よろしくお願いします!」
差し出された助け舟にティアも勢いで乗り込み、気持ち深めに頭を下げた。
「あっはは。まあご利用の機会に合わせて憶えていただければいいです。あんまり気にしないでください」
「ありがとうございます」
反って申し訳なさそうに頬を赤くする姫に、バニーの小悪魔たちも苦笑して手を振る。
「それじゃあ説明と……それから商談といこう」
ハルキの言葉に、ざっ、と姿勢を正して小悪魔が並ぶ。
「わ」
「はいはーい! 本日はどんなご利用で?」
大した営業精神で、あまりの変わり身の早さに、口を開けたティアが固まっていた。
「小ではあっても悪魔だから、現金な連中なんだ。多分」
「それはひどくないですかぁ?」
テンションの高い眷属の召喚からこっち、思考が停止気味なのか、聞かれた魔王はスルーした。
「紹介の通り」
視線をちらりとティアに送り、自身の記憶を参考にする。
「コイツらは、基本的に迷宮の生産担当だ。戦闘はしない代わり、冒険者を呼び寄せたり、侵入者を罠に誘き寄せるアイテムや装備、他にもこっちが迷宮で暮らしていく上で必須の嗜好品や食糧、生活品を作ってくれる」
「必要な素材とお金はいただきますけどね? いつもニコニコ現金払いでお願いします!」
「大抵の食べ物は生み出せるから、好きな物は教えてくれると嬉しいなっ!」
「アイテムの有効活用なら任せてくれ。贅沢は言わないが、希少な素材があれば嬉しい」
親指と人差し指で輪っかを作った赤が言い、中性的に笑った緑がアピールして、微笑する青がさっぱりと締める。
「侵入者のしていた装備類を買い取ったり、逆に配置したモンスターに買った装備を与えて、強くすることなんかもできる。雑魚に不釣合いな装備を持たせて奪われたって困るから、バランスは難しいけれど」
「ちょっとなら《装備強化》もできるから、いっぱい利用してね?」
桃色が組んだ手を下に、小悪魔の中で最もサイズある胸を挟み、垂れた上目遣いを送った。
「それで、たとえば<聖水>とか、魔族や魔王には使い道がないどころか、有害になるアイテムの場合は」
「紫の<交換屋>で、交換します。開けてビックリ宝箱。何が出るかはお楽しみ……? いつもより多く、判定を回しております。運命のダイスロール」
「と、いうわけ」
魔王の解釈と当人たちの捕捉を、姫君はしきりに聞いて頷く。
「だからティアの望みが安全な場所の確保…………特に一箇所だけで生活を完結させるなら、コイツらで消費と生産のサイクルを回さなきゃいけない」
「わかりました」
魔人の姫としても、先の見えない迷宮暮らしで生活に関わる部分は重要。
そのため、真剣に聞いて返事をする。
「迷宮を巨大に、強力に、より安全にするためには侵入者を呼び込んで撃退して、連中から金や装備をいただいて生産に回さなきゃいけない。魔王がいるといったって、あまりに魔物が強力で、宝箱みたいな旨味がないとこ、強くて欲のない勇者くらいしか来ないだろ? そのせいで地上に近い階だと、普通は低級のモンスターしか置けないんだけど…………今は敵が王国軍? だけだし、その辺は長期戦になったら調整しようか。物が欲しければ魔王らしく町を襲うのもありだけど、自分の拠点を捨てて相手の陣地に殴り込むより、罠を張って待ち構えた方が安全度が高いし」
ゲームの場合、冒険者がいるからこそのシステムだった。
異世界召喚で変化した状況やシステム部分────たとえば眷属や、この使い魔たちが自立した意思を備えている────もあるが、当面はかつての形態を維持していいだろう。
この世界の常識など、ハルキからすれば判断のために必要な情報が不足しており、始めは手堅く臨機応変にいくしかないと、魔王は思う。
「そもそも<迷宮の魔王>は迷宮って組織で戦うもので、オレも単独戦闘は苦手だしさ」
「そうなのですか?」
「いやいや魔王さま、またまたご冗談を。魔神さまにケンカ売るときの話ですか? ワタシらとか余波で死にますよマジで」
小悪魔が名状し難い表情で申し、五人で顔を見合わせ同意を交わす。
ティアとしても、彼は王国兵を《魔眼》で縛り、眷族で蹂躙した存在だ。
加えて巨大なダンジョンを一瞬で造った上、生産体制を含めてこれだけの機能を持たせている者が、弱者を称するのは意外だった。
「比較対象がなぁ」
事実を述べたつもりで思っていなかった反応に、虚空へ吐息を投げる魔王。
具体的な彼の戦闘能力は、単騎でフィールドを駆け回るタイプの魔王より、おおよそ10レベルは低い。
これは<ファンタジー・クロニクル・VR>の平均だと、例外も多いが最も単純に比較して、倍の戦力差となる。
魔王自体が同レベルのパーティーに匹敵する戦力を持つとはいえ、ハルキが同格の魔王とサシで戦えば、100回で100回も負けるのだった。
しかし彼には自らの誇るダンジョンがあり、迎撃戦に関してならば同レベル魔王が2、3体そろって攻め込んできても、引き分けにできる自信がある。
無論、かつての迷宮のように、十分な用意があればだが。
通常の相手なら同レベルの者を2、3人まとめても単騎で薙ぎ払えるため、当座の問題はないといえた。
「そうだ、買い物をしよう」
解説しても分かってもらえるかは微妙なので、逃避気味に呟いて小悪魔たちを見る。
「コア。あー、えっと。赤?」
「はいなんでしょう?」
呼ばれる<道具屋>担当。魔王と小悪魔、悪魔の商談の始まりだった。
「生産に必要な道具を売ってくれ。リストは全部あるよな?」
「お、ご購入ですか? ええ、前に使ってた品は一通りありますよ。どれから揃えます?」
金の色に目を輝かせ、悪魔の翼を隠したウサギが、悪い笑みで揉み手をこする。
「全部」
「「「「「は?」」」」」
瞬間、彼女らは目を点にした。
「だから全部だ。全部よこせ」
「…………マジですか? 一括購入の割引サービスとか扱ってませんよ?」
「分かってるよ。仕方がない」
眷属や小悪魔の振る舞いと合わせ、召喚前の迷宮、ゲーム世界との連続性や、同一性は今の彼には分からない。
だが、以前の迷宮にあった設備群に関しては、消失を確認している。
アイテムボックスの中身やスキル、ステータスは維持されているが、セーブデータの強制リセットは、何度味わっても辛いものだ。
そういった意味では諦めの言葉であり、前に進む決断でもあった。
元のゲームの<魔王>は生産職や通常のプレイヤーに比べ、優遇との批判を受けないよう、様々な制限を課されている。
小悪魔のショップはユーザーの露天と違って割引不可だし、基本料金と値段が割高に設定されていた。
システムも生産職プレイヤーの流用で独自性はなく、【高品質】作成なども制限済みとなる。
収支のバランスを気にする経営者としてはあまり嬉しいことではなく、こちらでも頭痛は起きるということを、早くも彼は発見してしまった。
「とりあえず生産に必須のモノからでいい。生産技能の習熟度は変わってないな? なら<錬金鍋>、<八卦炉>、<夜光杯>、<ヒュミルのミニ釜>、<ダグザの大釜>、<イーヴァルディの鍛冶道具>、<幸運変換器>。この辺りにサブの器具をフルセットで頼む」
「「「「「ひええええ~~~!?」」」」」
研修を終えた新入社員が今日から販売を任されたら、富豪がケースにキャッシュを詰めてやってきたと。
そんな悲鳴で喉を潰すバニーたち。
「ひのふのみの……こんなところか。ほら、これで済ませてくれ」
「りょっ、了解しましたぁ!」
ハルキが虚空から保管庫に手を入れ、何かの袋を放り投げる。
ダッシュした小悪魔がキャッチした入れ物は、ジャラジャラ鳴ってから重く垂れ、角ばった中身が内側から袋を押し上げる様は、貴金属を彷彿とさせた。
「設置が終わった頃にまた来るから。よろしく────────あ」
言い終えかけ、ぽんと手を打ち、先程の動作を繰り返す。
放物線を描き、最初の袋に乗る追加分。
「それが追加報酬ってことで頼む。それじゃあ行こうか、ティア」
「え? ええ。分かりました」
「は、はえ?」
格好を考えればいかがわしい響きがなくもないバニーが、報酬、といわれて受け取った小袋。
瞬かせた10の瞳が見下ろす中身は、光沢を放つ小粒の球、無数のキャンディーの山だった。
「お」
互いが確認するようにぷにっとした頬を右向き、左向きでくっつける間があり。
「うおおおお!」
「いよっし!」
「キターーー!」
途端、テンションを炸裂させる小悪魔たち。
ウサミミを揺らし、真綿の尻尾を振って閉じられていた翼で羽ばたく。
「これこれこれっ、これですよ!」
与えられた品の名を、<他人の不幸>。
およそ悪意と呼ばれるモノを煮込んで固めたようなドス黒い飴で、蜜の味がするという、いわゆるアレのオマージュである。
一部のプレイヤー間では『メシウマ』というスラングでも親しまれていた。
特別な曰くは持たず普通に美味しいが、プレイヤーからすると美味しく感じることに罪を感じる、ブラックジョークアイテムの一つ。
生産系プレイヤーを補助する妖精などに与えるテイムアイテムとされ、小悪魔の好物であり、闇に属する者のテンションを上げ、能率を高める効果がある。
確かに彼女らを動かす以上、手元にあるなら与えた方がいいのだが。
(次はムチかなぁ)
ティアは知らない方がいい。
思ったハルキは運営の遊びに頭を痛め、ティアと彼女らを会わせたことを、少しだけ後悔するのだった。
「“迷宮転移”」
とにもかくにも最初の用事を終え、迷宮の案内を再開する。
「「「「「魔王さま、行ってらっしゃいませーーー!」」」」」
悪魔なのに恐ろしく映らない、むしろ素直に可愛らしいことが恐い笑みに見送られ、2人は次の場所へと向かった。
サービスシーンが遠いです。