再会
「っとゆうわけw思い出してくれた?」
結蒔の一言で我に返った。
「う、うん」
「俺さぁ、あの時から好きなんだよねぇ」
「はぁ・・・。っっえっ?」
「なーんてねw夢羽ちゃん彼氏いるでしょ?」
「・・・。いたけど別れたよ?^^;」
無言の車内・・・
空気さえ重く感じた・・・
「ごめん・・・。」
「なんで謝るのよw」
「いや・・・話したくなかったでしょ・・・」
「まぁ・・・でも終ったからしょーがないw」
なんてゆってるけど、さっぱり忘れたわけじゃない。
未練たらたらなのはイヤだ。
そんな自分はもっといやだ。
でも、、、でもどうしようもなかった。
誰かに頼るわけにもいかず・・・
「俺さぁ、人信じれないんだよね。」
「うん」
「だから信じれる夢羽がすごいと思う。」
「うん」
「だからさ、俺が言うの変だけど信じるの止めないでほしい」
「・・・ぅん」
そうだね。
信じるの止めちゃったらだめだね。
信じるのって難しいし、辛いし、よくわからないことが
たくさんあるけど
温かくて、嬉しくて、幸せなことなんだよね・・・。
「うん!頑張る^^」
自分の気持ちには嘘をつかない。
そんなキモチを再度確認できた。
「あ・・・。そろそろ降りなきゃ」
「だなーw」
そういって2人で電車をおりた。