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REALITY  作者: むぅ
5/8

唐突

「俺だよ?」

「誰?」



誰・・・。

何で私のことを知ってるの?


恐怖と不安でいっぱいだった。





「だーかーらー俺!

 結蒔だってw」

「・・・・ぇ?結蒔くんっ??」

「そうだょー!!」

「ごめん^^;知らなかった」


私の勝手なイメージだけど

すっごくチャライイメージだった。


でも、意外にも黒髪の似合う

どっちかって言うと優等生?タイプの人だった。


「なんかちがう・・・。」

つい本音がでてしまったw


「あははははww」

「ってか、何でいるの?」

「ん?えっと・・・一緒に帰るって

 約束したから?」


あぁ・・・・。

やっぱコイツ馬鹿だ・・・。

見た目だけかよw


「学校は?」

「ん?遅刻だったからめんどくさくて行ってないw」


電車には人がいなくて私たち2人の会話しか

聞こえない。


「夢羽ちゃんはさ、彼氏いるの?」

「え・・・っ。え・・・っとぉ・・・。

 んー。別れたばっかかなw^^;」

「あ・・・。ごめん・・・。

 でも・・・」

「でも?」

「よかった^^」

「はぁ?」


あっ・・・。

初対面の人に「はぁ?」ってゆっちゃった・・・w

でも、なんでいいわけ?

意味がわからない。




すると、結蒔は立ち上がって私に手を差し出した。


「俺、夢羽ちゃんのことが好きでした。

 付き合ってくださいっ!!」


・・・・・はぁ?

えっ・・・・なんで?

好きでした?

んー????


「前から私のこと知ってるの?」

「ぅん・・・。」



私はずっと前から結蒔と出会っていた。


それは9年さかのぼった6歳の夏でした。

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