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REALITY  作者: むぅ
1/8

別れ

私の名前は笹田ささだ 夢羽むう

広島に住んでいながら岡山の高校に通う高校1年生。

なんで岡山の学校に通ってるかって?

それは色々な理由がある。

一つ目は地元の友達と上手くいかなくなったこと。

二つ目は高校からは誰も知らないとこでやり直したかったこと。

おもにこの二つが理由になる・・・かな?w


「おぉ!おはよ^^」

今日も通学電車で友達と待ち合わせ^^

海野うみの 友姫ともかは耳からイヤホンを取ると

ポケットにしまい、私の横に立った。

「おはよ^^」

挨拶を交わして私の恋バナで盛り上がる↑↑

「ねぇねぇ、聞いてよぉ!!

 龍と連絡とれないのぉ・・・。」

「まじでぇ?キツイなぁ・・・^^;」


龍とは、私の彼氏で神奈川に住んでいる。

清野きよの りゅう

龍は26歳で私と10歳もはれている。

元ホストで、今はネット関係の仕事をしている。

複雑な話、龍には2つ下の彼女がいて、

いわゆる二股をしているのだ。

その彼女の名前は有紗ありさ

2人は5年も付き合ってきて今は同棲中とのこと・・・。

私と龍との出会いはネット・・・。

今時なにも珍しくない。


「そろそろお別れかな・・・。」

「大丈夫だよ。だって夢羽ちゃん頑張ってるじゃん。」

「頑張ってるだけじゃダメなんだょ・・・。」

「意外に現実的w」

「現実見なきゃっ」


ガラー

電車のドアが開いて柴田しばた はるが乗ってきた。

「あ!w」

「現実見てない人が!!w」

「え?春?夢羽ひどくね?ww」

「よし!別れる!」

「「えぇー?」」

「なぜに?急に?」

「だって・・・。夢羽のこと好きじゃなさそうだもん^^;」

「そっか・・・」


3人で学校に向かった。

1時間目は理科。

はぁ・・・。

テンション上がらない^^;w

よしw

自分の気持ちでも整理しますか!w


__________

大好きなんだけど、この頃龍の何を

信じていいのか分からなくなっちゃった。

このまま、待ってても同じような気がする。

広島に来る前に別れたほうがいいと思う。

なんやかんや言って有紗ちゃんのこと

好きなんでしょ?

有紗ちゃんの話する時の龍すっごく楽しそう。

それに、有紗ちゃんには勝てないや^^;

ずっと一緒だったんだからいいんじゃない?

本当はやだけど夢羽と付き合ってる時、

他の人おもわれる嫌だから・・・。

夢羽、どんなに短くてもいいから

連絡ほしかった。

仕事忙しいのも分かってる

無理ゆってるのも分かっててわがままってゆうのも

わかってるけど、やっぱ子供だから・・・。

夢羽のゆってほしいこと言ってくれるし、

本当に大好き♡

でも、龍はそうじゃなさそう。

自分勝手だけど、被害妄想ってゆうと思うけど

そう思われてもいいやw

どんどん夢羽の中で龍が大きくなるの。

そのたびにいなくなったらどうしよう・・・。ってなる。

だからさ、有紗ちゃんを幸せにしてあげなよ。

もう他の人好きになっちゃだめだぞ!

好きなのにさよならするのは嫌だけど、

夢羽なりに考えた結果だから。

どうせ、龍「別れよう」ってゆっても止めないでしょ?w

夢羽ね、髪の毛切ったんだよ。

ショートのボブにしたんだ^^

龍、可愛いってゆってくれたよねw

ちゃんと龍の事忘れないように切ったんだぞ(笑)

夢羽なりのけじめw

またどこかでばったり合ったときはさ、

笑って話せるといいねー^^

幸せな4ヶ月をどうもありがとう。

すっごく幸せだった。

次はその幸せを有紗ちゃんにね^^

さよなら 馬鹿龍

__________

気持ちをまとめたメールを友姫に見せると

「夢羽ちゃん・・・。泣きそう」

ってゆってた。

これでいいんだ。

そう自分に言い聞かせるように

メールを送信した。

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