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短歌師  作者: 弓月翼
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愛しき日々


 


イバラとか

凍てつく道を踏みしめて

愛を追ったか夢より儚い



荒野とか

オアシスだとか生きてゆく

ひとには隣にあるもんだよな



失礼な

悲しみ色に手を出して

過ちみたいな空だと信じた



触れ合った

あなたの人生だけだけど

けっこう好きって刻んだこの胸



石畳

彷徨うような白い道

悲しみ色の夜に汚され




猫なんて

ホントは好きじゃ無いなんて

絶対云ってはいけない嘘つく




わかってる

朝のふたりはテーブルで

冷めたコーヒー飲まずにいたから




乱れたら

心はひとり残された

気分の悲劇に浸る馬鹿だね





ちぎりたい

わたしのこころをこんなにも

好きと嫌いに引き裂く迅雷









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