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短歌師  作者: 弓月翼
21/48

あふれるままに


 


真っ白な

心臓を持つ青空を

憧れみあげて天使を探す




メロディーが

聴こえるような奥深い

森の泉の音楽隊たち




ただひとめ

みられるだけでいいという

その手の嘘はいっぱいついた




カーテンを

開けると部屋に射し込んだ

白銀色の朝に刺されて




ギリギリの

覚悟でこぼれた好きという

言葉が落ちたさくら公園




もう春が

来たかのようにあたたかい

日曜みたいな幸せな部屋




刺す針が

心のダムを壊すから

言葉は大事にしなきゃダメだね




さみしさの

数だけついたため息が

満たす浴槽ぬるめの長湯




海の底

みたいなひとりで寝る部屋の

棄てられない恋みたいな枕









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― 新着の感想 ―
人生を味わうように豊かな気持ちにさせてくれる短歌ですね♪ また タイトルがガラッと変わった、、 翼なくとも、、生きねばならぬ。か、 息をするように秋さんは書けているようだな、、あふれるように。 わたし…
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