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テスト投稿(連載) 魔人になった男は(ry

テスト前書き(連載)

 テスト前書き(連中)


防衛線はもう崩壊し始めていた。



「これが俺たちの終わりなのか……。こ、こんな、あっけなく……。」



「諦めるなッ!まだ皆戦ってる!みんな血を流して戦っている!」



木の上に立つ二人の兵士は遠くに広がる無惨な光景を見る。雨降りしきる戦場は洗い流せないほどの味方の血で真っ赤に染まり、地獄の釜を覗き込んでいるかのような気分にさせられる。


しかし連絡班の兵士として仕事はしなくてはならない。彼らは雨水で重たくなった旗を振って第二防衛線が突破されたことを後方へ伝える。


「どうして俺たちばかりがこんな目に遭う……?いったいどうしてっ……!」


「おい、弱音を吐くなって!こっちまで辛くなってくるだろうが。」


「だっておかしいだろ!俺たちの国が魔族の仲間をした異端なんて!」


「……うわさじゃ教会支部が腐ってるらしい。今の司教もその前も、俺たちが生まれる前の奴くらいから良くない感じだったそうだ。うちの国は良い子ちゃんだから目を付けられたんだとよ。」


「そんな、そんなの……。」


それっきり兵士たちは話すことを辞めた。

無心で旗を動かして味方が死んでいく戦況を伝え続けた。

そうして最後の防衛線が追い込まれ始めたころ、後方司令部から上官が早馬がやって来た。


「お前たち第三観測班だな?今すぐ撤退だ!」


「な、何故ですか!?仲間を見捨てて逃げろって言うんですか!」


「最終作戦が出された、()()()()()。将軍と姫様の命令だ、急ぎ集合地点まで戻れ!分かったな!」


上官はそう告げると馬を駆って行ってしまった。

兵士たちは顔を見合わせる。


「魔人って言ってたか?」


「あぁ言った。いったい何のことだ?」


信じがたいが後方にも撤退の旗が上がっている。間違いではないらしい。

兵士たちは木から飛び降りると集合地点へ走り始めた。



***





テスト後書き(連載)

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